◆男子プロゴルフツアー ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2026 第2日(6日、兵庫・三木GC=7004ヤード、パー71)

 2位で出たアマチュアの小林匠(大阪学院大4年)が3バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーの15位で決勝ラウンドに進んだ。トップとは3打差。

「落とさずに1つだけでも伸ばせたことは進化。毎回初日が良かったら2日目に落とすのが僕の流れだった。去年より成長している」。24位だった昨年は首位発進翌日に73と落としたが、今年はアンダーパーをマークした。

 最難関の1番はディボットからの2打目を引っかけ、グリーン左手前のバンカー付近のラフに外した。左足はバンカー、右足は外という難しいライから1メートルに寄せてピンチを脱し、パーをセーブ。3番は5メートルのフックラインを沈めてバーディーを先行させた。

 今週の高速グリーンに対応するために、月曜日にパターの変更を決めた。「自分の思った通りに転がってくれなかったので軽くしてみようかなと。試してみたら良かったので、そのまま初日に挑んだ」。タイプは同じマレット型だが、夏まで使っていた別のパターに戻し、重りを10グラム減らしたことが奏功した。

 2023年の日本学生選手権を1年生にして制覇。

昨年の日本アマチュア選手権は3位と、結果を残してきた。今季はプロツアー4試合目。8月のISPSハンダ夏に爆発トーナメントでは5位に食い込んだ。9月のプロテストに2位で合格し、今回はアマチュアの資格で出場。11月末からツアー予選会の3次(サードQT)に挑む。

 大阪学院大の先輩の活躍が、いつも励みになっている。憧れは平田憲聖で「曲がらないし、安定していて、パターも入る。僕も平田さんのようにアメリカで戦っていくようになりたい」。3学年上でツアー1勝の下家秀琉とはキャディーを務めたこともある仲だ。食事にもよく連れて行ってもらう。「僕には負けたくないんやろうな、っていう感じはヒシヒシと伝わってくる(笑)」。2日目を終えて下家は3アンダーの45位。

このまま勝ちきりたい。

 トップとは3打差で、23年ダンロップフェニックスの杉浦悠太以来となる、史上8人目のアマチュア優勝が見える位置で週末を迎える。「持ち味の安定性を生かして、自分のゴルフを貫きたい。アマチュアとして最後の試合なので優勝を目指して頑張りたい」。はつらつとした表情で、目標を掲げた。(高木 恵)

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