アストロスケールホールディングスとアンドパッドの順位が上昇、上位20社の顔ぶれに変化なし

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今月の評価額ランキングでは、上位20社の顔ぶれに変化はなかったものの、アストロスケールホールディングスアンドパッドの2社の評価額が増加し、順位を上げている。

アストロスケールホールディングスは、スペースデブリ(宇宙ごみ)除去サービスの開発に取り組むスタートアップ。今回の評価額は1,161億円で、先月の987億円から174億円上昇し10位に浮上している。

同社は以前からドル建てでの第三者割当増資を実施しており、株式発行のタイミングが8月のドル高進行と重なったことで、円建てでの1株あたりの評価額が上昇する結果となった。

また、クラウド型建設プロジェクト管理アプリ「ANDPAD」を提供するアンドパッドによる、7月21日と同月28日における合計20億円強の資金調達を登記簿から確認した。評価額が先月の786億円から約20億円上昇している。

先月比較で累計資金調達金額が増加した企業は3社

国内スタートアップ評価額ランキング最新版(2022年9月)

累計資金調達金額が先月から変化した企業は、アストロスケールホールディングスHIROTSUバイオサイエンスアンドパッドの3社だ。

アストロスケールホールディングスは、6月末における新株予約権の行使を確認。登記簿情報をベースとして算出された資金調達金額が約500万円増加する結果となった。

HIROTSUバイオサイエンスは7月末から8月にかけて、計2回の資金調達の実施を登記簿から確認。累計資金調達金額が約1億2,000万円上昇している。

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