日々、数多くの情報が飛び交うスタートアップ界隈。SNSやメディアなどを覗いていると、断片的に数ある情報の一部を収集できているように感じるのではないだろうか。
ただ、できれば信憑性のある情報をいち早く効率的にキャッチアップしたいと感じることもあるはずだ。
そこで本記事では、Twitter上でスタートアップに関する情報を発信するアカウントをまとめてご紹介する。ここでご紹介するアカウントをフォローすることで、読者一人ひとりのTwitterタイムラインがスタートアップ関連の情報プラットフォームになるだろう。ぜひ今後の情報収集に役立ててほしい。
Twitterは、リアルタイム性があり情報収集に向いたツール
今回Twitterをオススメするのには大きく3点の理由がある。
・日本は世界的に見て、Twitter利用率が高い・「Look at this」Twitterはいま起きていることがわかる場所
・Twitterは流行に敏感で、情報を積極的に探しに来る場所
順を追って解説していく。
■日本は世界的に見て、Twitter利用率が高い
Hootsuiteの2019年の調査によると、世界における日本のTwitter利用率は、サウジアラビアに次いで2位である。
また、TwitterJapan公表のデータによると、2018年11月に日本の月間アクティブユーザーは4,500万人を突破したとのこと。
ここで比較対象として挙げられる代表的なSNS、FacebookやInstagramについても触れる。FacebookJapan長谷川代表によれば、2019年1月地点でのFacebookの月間アクティブユーザーは約2,800万人、Instagramは約2,900万人と発表した。TwitterはこれらふたつのSNSと比較すると、日本ではアクティブユーザー数が多く、積極的に情報発信が行われている場であると言える。
■「Look at this」Twitterはいま起きていることがわかる場所
2018年11月にTwitterJapanが公開したデータによるとTwitterは「今起きている出来事がリアルタイムにわかる」や「地震や災害などの情報が早い」などの項目に対する値がとても高く、他のプラットフォームと比較してTwitterはリアルタイムな情報が得られる場所だと考えられていることがわかる。

※Twitter公開情報をもとにSTARTUP DB 編集部にて作成
Twitterは、「私をみて!」という情報よりも、「今こんなことが起きてるよ!」という情報をツイートしたり、その情報を探しに来るユーザーが多いと言える。
だからこそTwitterに流れている情報は「鮮度が高く」トレンドや社会の動きの情報をいち早くキャッチアップすることに向いているのだ。
これはスタートアップ界隈のトレンドや情報をキャッチアップするときにも有効だ。
それだけ膨大な情報を自力でニュースサイトから見つけるのは大変なので、Twitterを活用し話題になっている情報をキャッチアップした方が効率的である。
■Twitterは流行に敏感で、情報を積極的に探しに来る場所
2018年11月にTwitterJapanが公開したデータによると、Twitterは「リアルタイムな情報」や「最新情報」、「人の本音や意見」をキャッチアップする場として利用されている。

※Twitter公開情報をもとにSTARTUP DB 編集部にて作成
「最新情報を知りたい」、「人の本音や意見が知りたい」と上の表にあるように、新しい情報に対して著名人や専門家が意見し、それに一般ユーザーが賛否を議する場面を目にする。
著名人や専門家の意見を気軽に知ることができたり、生の意見を知ることができる。さらにTwitterは匿名性が高いため、一般ユーザーもさまざまな意見を発信している。
スタートアップ界隈でも積極的に情報発信する起業家や投資家は多い。中には匿名で質問できる質問箱を用いて、一般ユーザーと頻繁にコミュニケーションを取る著名人もいる。
起業家や投資家の生の意見を参考にしたり、コミュニケーションを取ることで、より視座の高い視点を習得することができるだろう。
これらのことから、スタートアップに関するの情報や起業家などの意見を的確にかつ素早くキャッチアップしていくのに、Twittreは最適と言える。
おすすめアカウント一覧
https://twitter.com/startupdb_com/lists/startupdb/members
※こちらの公開リストから、一括でオススメアカウントをフォローできます。
1.起業家
■国光宏尚(gumi/代表取締役会長)
■古川健介(アル/代表取締役)
■佐藤裕介(hey/代表取締役社長)
■赤川隼一(ミラティブ/代表取締役 CEO)
■光本勇介(バンク/代表取締役兼CEO)
■鶴岡裕太(BASE/代表取締役CEO)
■篠塚孝哉(Loco Partners/CEO)
■高野秀敏(キープレイヤーズ/代表取締役)
2.投資家
■高宮慎一(グロービス・キャピタル・パートナーズ/代表パートナー)
■前田ヒロ(ALL STAR SAAS FUND/マネージングパートナー)
■永田暁彦(リアルテックファンド/代表)
■澤山陽平(Coral Capital/Founding Partner)
■有安伸宏(エンジェル投資家)
■原健一郎(DCMベンチャーズ/Principal)
3.エンジニア
■松本勇気(DMM.com/CTO)
■藤川真一(BASE/EVP of Development)
■大竹雅登(dely/執行役員 CTO)
4.デザイン
■田川欣哉(Takram/代表)
■深津貴之(THE GUILD/CEO)
■坪田朋(Basecamp/代表)
■安藤剛(THE GUILD/Co-Founder)
5.マーケティング/データアナリスト
■樫田光(メルカリ/データアナリストチーム マネージャー)
■飯髙悠太(ホットリンク/執行役員 CMO)
6.PdM
■及川卓也(Technology Enabler/代表取締役)
■矢本真丈(10X/代表取締役 CEO)
7.その他
■馬田隆明(東京大学卒業生・在学生の企業支援プログラム「FoundX」運営者)
■西村賢(Google Japan/スタートアップ支援)
■田所雅之(ユニコーンファーム/CEO)
最後に
スタートアップ領域であらゆる情報を発信している人物を全28名ご紹介した。初めて知るアカウントがもしある場合は、ぜひフォローしてみてはどうだろうか。
また、フォローした人物が、フォローしている人物を知るのもスタートアップの情報収集には効果的だ。
今後、スタートアップの情報を効率的にキャッチアップできるよう、本記事を役立てていただければ幸いだ。