本日8月6日は「ハムの日」。一般的に、スーパーなどで目にするのは、数ミリの厚さにカットされた丸いロースハムだが、ショルダーハムやボンレスハムなど、その種類はさまざま。
「豚肉からつくられた加工食品」という点ではベーコンやソーセージも同じようなものに感じるが、その違いはどこにあるのだろうか? ハムで有名な伊藤ハムのホームページでは、「ハム・ソーセージの種類」が分かりやすく紹介されている。
■ロースハム
豚のロース肉を、塩漬け・燻製・加熱したハム。
■ボンレスハム
豚のもも肉から骨を抜いて、塩漬け・燻製・加熱したハム。ボン(骨)レス(なし)という意味。
■生ハム
豚の肩肉、ロース肉、もも肉を、塩漬け・燻製・乾燥させたハム。
■ショルダーハム
豚の肩肉を、塩漬け・燻製・加熱したハム。
■骨付きハム
豚のもも肉を骨付きのまま整形して、塩漬け・乾燥・燻製したハム。
■ベーコン
豚のバラ肉を整形して、塩漬け後に長時間燻製。ハムは燻製のあとにボイルやスチームで加熱するが、ベーコンは燻製のみなので、その分香ばしい。
■パストラミ
牛肉を塩漬け・乾燥・燻製したもの。燻製後にニンニクや胡椒、パプリカなどの香辛料をまぶすのが一般的。
■ソーセージ
豚肉や牛肉、鶏肉をミンチにして腸詰し、燻製・加熱。
原材料の違いから分けてみると、ハムやベーコンは塊肉の状態から、ソーセージはひき肉からつくられている。さらに、「どこの部分」を使っているか「加熱をするか」といった“素材や過程の細かな違い”もポイントとなる。
複雑そうで意外と分かりやすいハムの種類。覚えておくと買い物するときに役立ちそうだ。
元画像url http://jrnl-parts.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2012/08/86d12c270cbc716e6e4da7895375d2ea.jpg