夏休みに入ると、若者が公園などで遅くまで花火をしたり騒いだりするトラブルが増加する。今年もさっそく迷惑を被った人たちが、Twitterでつぶやきを書き込んでいる。

「近くの公園にたむろする若者の騒音に安眠を妨害された。部屋を締め切ってたのに、ぎゃーぎゃーうるさい。耐えきれず通報したけど。花火?爆竹?みたいな音と光も」
「公園で夜中に花火をする若者たちに『騒音とか回りの迷惑になると思いませんか?』と聞いたところ『全然気にしません。自由なんで♪』……気にしろよ!自由の意味を履き違えんな」

確かに、このような騒ぎが毎日続いたとしたら、近隣の住人はたまったものではない。なんとか防ぐ方法はないものだろうか…。

まずは、警察に通報するのが一般的な対処法。しかしそれでも簡単には収まらない場合も多いらしい。「Yahoo!知恵袋」ではこんなQ&Aが紹介されていた。

Q.公園の騒音について質問です。 自宅の前に小さい公園があって深夜になると若者が集まり騒ぐのです。奇声を発したり、帰る際に車やバイクのクラクションを鳴らすなどでうるさいです。

5mも離れていないのでうるさいんですよ。昨夜は3回、警察に電話しました。警察が来ると「すぐに帰る」と言うのですが警察が去ると、また集まってくるの繰り返しです。

警察が来ても一時しのぎにしかならないのは困ったもの。ちなみに対策としてこの質問にはこんな回答が。

A.市役所に、「モスキート音」を発生する装置を試してもらうよう依頼してはいかがでしょう。若者にしか聞こえない高周波数の音を出す装置で、20代後半以降の大人にはほとんど聞こえませんが、若者にとっては耳障りで不快な音に聞こえますので、長居を避けるようになるそうです。

このほか公園側にネットフェンスを設置するといった方法もある。連日騒音に困っているという場合、一度自治体に相談してみるのがおすすめだ。それでも解決に至らなかった場合には、自費になってしまうが、自宅に二重サッシや遮音カーテンを取り付けるなど、対策を検討したい。

ちなみに騒音のレベルを評価するには、環境省によって定められた「騒音に係る環境基準」に数値が詳しく表示されている。特に22時以降は“夜間”の区分になるため、苦情や訴訟の対象となりやすいようだ。

日々の平和な暮らしがいつ妨害されるかは分からない。思いがけずこんなトラブルに巻き込れたときの対策も、頭に入れておきたい。

元画像url http://jrnl-parts.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2012/08/55a2c8e01e9fbb0f9229484da155662b.jpg
編集部おすすめ