9月14日は「メンズバレンタインデー」だというのをご存知だろうか?なんでも日本ボディファッション協会が1991年に制定した記念日らしい。2月14日のバレンタインデーは女性が男性に愛を告白する日だが、メンズバレンタインデーはその逆で、「男性が女性に下着を贈って愛を告白する日」と設定されている。

同協会に、メンズバレンタインデーの由来などについて伺った。

「当時は、下着の販促を目的として、バレンタインの逆バージョンの記念日をつくろう、ということで制定しました。海外では、男性が女性に下着を贈る風習が各所にあります。例えばイタリアでは、大みそかに男性が女性に赤い下着を贈るんです。ただ、下着をプレゼントする、というのが日本人には馴染まなかったようで、メンズバレンタインデーはあまり浸透しませんでした」

シャイな日本人には、下着を贈る・贈られるというのは抵抗があるのかもしれない。一方、下着といえば、一人暮らし女性向けの防犯対策としてよく言われるのが「男性用下着を外に干しておく」というもの。これって本当に効果があるのだろうか? 生の声をリサーチしてみた。

「一応、男性ものの下着や靴下、Tシャツを干しています。あくまで気休めですが、なんとなく安心感はあります。もちろん自分の下着は室内干しです」(東京都・Dさん)

今でも、男性ものの下着や洋服を干すという防犯対策は有効なようだ。とはいえ、同じものをずっと干していると、さすがにダミーだとばれてしまう。その対策として、5着ほど替えを持っていたほうがいいという声も。

また、下着のほか、男物のTシャツなどをパジャマ代わりに着るのも効果的だ。

「女性の一人暮らしではない」と思わせる工夫は、まだほかにもあるようだ。

「男性用の靴と大きめの傘を玄関に置いています。宅配業者や新聞勧誘など人が来たときに、一人暮らしではないようにアピールするためです」(東京都・Dさん)「カーテンの柄が可愛らしいものだと、女性が住んでいるのが丸分かりなので、あえてシンプルなデザインのものにしています」(神奈川県・Aさん)「家に帰ってきたときに『ただいま』と言い、一人ではないことをアピールしています」(神奈川県・Aさん)

ベランダや窓、玄関は、外から見える部分なので注意を払う必要がある。なかでもベランダは特に注意が必要だ。いくつか対策方法をご紹介しよう。

・洗濯物が外から見えないようにする。洗濯物を干す時間、取り込む時間帯で、生活習慣が把握されてしまうため。
・ゴミをベランダに置いておかない。中の郵便物などから個人情報を知られてしまうため。
・2階以上に住んでいても、就寝時や入浴中は窓を閉めておくこと。

セキュリティ会社と契約するなどの厳重な防犯をしなくても、こういった対策をしておくことで、ドロボウや変質者には十分警戒材料になる。

安心して一人暮らしを楽しめるよう、是非こういった防犯対策を参考にしてほしい。

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