TBSラジオにて月曜日~木曜日、8:30~11:00に放送中の『伊集院光とらじおと』。
月曜日は、伊集院光さんが古典落語の英訳を通じて英語を学んで行こうというコーナー『伊集院光とらじおと英会話と』です。
ついには、女房、子供にも逃げられて、いっそ死んでしまおうか?と思っていると、
突然、死神から声を掛けられて、病人の元から死神を飛ばす方法を伝授される。
その力を使って医者のマネ事を始めて大儲けする男。
ある時、店の大旦那を生かしてほしいという依頼に、
金に目が眩んだ男は、禁断の手を使ってしまい・・・
今回のレッスンは、古典落語【死神】を題材に、
【must とhave to 】の使い方を教えて頂きました。
まず、これを現代語に訳します。
「この、お題目を聞いた死神は、その場を離れなきゃいけねぇ決まりになってる。」
⇒「この呪文を聞いた悪魔は、その場を離れなければいけない。」
となります。
「この呪文を聞いた悪魔は、その場を離れなければいけない。」
⇒【The devil must leave here when he hears this spell.】
皆さんが使えるパターンですが…
●「明日の朝6時に、起きなくてはいけない。」
mustを使った場合は・・・
⇒【I must get up at six tomorrow.】
have toを使った場合は・・・
⇒【I have to get up at six tomorrow.】
●「10時までに空港に行かなくちゃいけない。」
⇒【I must get to the airport by ten.】

※しかし、否定文になった時は、意味合いが変わります。
must notは、~してはいけない。
don’t have toは、~しなくても良い。(する必要はない。)
●「ここで、写真を撮ってはいけない。」
⇒【You must not take pictures here.】

●「あなたは、これを食べてはいけない。」
⇒【You must not eat this.】
don’t have toを使った場合は・・・
●「あなたは、これを食べなくてもよい。」
⇒【You don’t have to eat this.】
※日常会話では、must not ではなく、can not(can’t)を使う方が良い。
●「ここで、写真を撮ってはいけない。」
⇒【You can’t take pictures here .】
今回は古典落語『死神』を題材にお送りしました!
◆radikoのタイムフリー
◆7月30日放送分より 番組名:「伊集院光とらじおと」コーナー名:「伊集院光とらじおと英会話と」