TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」毎週水曜 夜9時30分~10時放送。

イモト、安田顕のムチャした北海道時代のラジオ話に笑いっぱなし...の画像はこちら >>

あれ?

なにやらいつものと違う渋いBGMに渋い声・・・

「こんばんは。

安田顕です。安田顕のすっぴんしゃん、今回もよろしくお願いします」

タイトルコール、ありがとうございます(笑)

ということで・・・今回もゲストに安田顕さん!

「イモトアヤコのすっぴんしゃん」スタートです。

■「イモトさん、ラジオでこれはやってはいけない例だよ」
安田さんが(だいぶ)ムチャした北海道時代のラジオの話

~肛門のシワの数クイズ~

イモト 「ラジオでチャレンジしたことを聞きたいなと思って」
安田さん「参考になるかどうか・・・20代の頃、ムチャをしました。ラジオだからできることなんだろうと、映るとダメなことをやってました」
イモト 「はい」
安田さん「当時、大泉洋さんと2人でラジオをやらせていただいたんですけど(リスナー)プレゼントのためのクイズを出そうと」
イモト 「生放送?」
安田さん「生放送。で、クイズに正解された方にプレゼントしますよ、と。僕らにしかできない個性的なクイズにしようと」
イモト 「個性的なクイズ?」
安田さん「そうそう。安田くんの肛門のシワの数が何本か当ててください、と、大泉さんが」
イモト 「え?(笑)安田さんの肛門のシワの数をクイズにして・・・」
安田さん「本数を当ててくれた方にプレゼントするという企画をやったことがあります」
イモト 「それは実際にやったんですよね?」
安田さん「ほんとに大昔ですよ。今はやる気もないし、ご時世も違うから」
イモト 「(笑)」
安田さん「あと、イモトさんにこれを話して参考になるかどうかわからない(笑)」
イモト 「そうですね(笑)」
安田さん「つまりこれは絶対やっちゃダメですよという、失敗談です」
イモト 「反面教師的な」
安田さん「一応、伝説的な番組と言われていたんですけど、、、それはそうでしょうね」
イモト 「(笑)」
安田さん「(生放送の)53分の番組が50分くらいに近づきまして。じゃあいよいよエンディングです、安田さん、よろしいでしょうか!私・大泉洋が数えさせていただきます!!と。(ラジだからといって)ウソつけないから、きちっと数えてもらおうと。(肛門を)すごくキレイにして、ちゃんと拭いて。それではどうぞ!肛門のシワの数を大泉さんに数えてもらったんですけど」
イモト 「はい(笑)」
安田さん「なんとですね、大泉さんが数える途中で、あの、えずいてしまいまして」
イモト 「(笑)」
安田さん「放送中に数を数えきることができなかった。

正解が出なかった」
イモト 「(笑)結局、正解は・・・」
安田さん「最後に(大泉さんの)マイクに小さく残っていたのは、顕ちゃん、ティッシュが挟まってるー」
イモト 「ハハハハハ」
安田さん「僕は(肛門を)キレイにしたんです。キレイに整え過ぎたんですね(笑)」
イモト 「仇となり(笑)」
安田さん「ですから企画としても企画倒れでしたし。こういうことはやっちゃいけないという一つの例ですね」
イモト 「すごく参考になりました。やめときます」

■本家にも匹敵!?「ヘコインダーマン」

イモト 「これくらいなら『すっぴんしゃん』でもできるのは・・・」
安田さん「人様にアドバイスできるような人間ではないので、僕が失敗したこと、失敗談として参考にしていただきたいなということを」
イモト 「なるほど、わかりました」
安田さん「えー、同じ番組でした」
イモト 「あぶないな」
安田さん「ちょうどリスナーにプレゼントを出そうと」
イモト 「まさか同じ流れ(笑)」
安田さん「生放送でできるかどうかというチャレンジものはどうか、と」
イモト 「聞いてる方もワクワクしますよね」
安田さん「当時、映画『スパイダーマン』がものすごくヒットしていたんです。大泉さんが、安田くんは人より〝オナラ〟が出やすい体質だよね、と」
イモト 「(笑)」
安田さん「(大泉さんが安田さんに)〝へコイダーマン〟ってどうだろう?」
イモト 「スパイダーマンのような」
安田さん「オナラ1発につき、ワンフロア登っていくみたいな」
イモト 「ワンフロア?」
安田さん「スパイダーマンってシンボル的なとこを登るでしょ、さっぽろテレビ塔に登るってどう?と」
イモト 「(笑)」
安田さん「一番上まで行くには40階以上あるんですよ、あそこ(笑)」
イモト 「40階(笑)めちゃめちゃ高いですね」
安田さん「果たして安田さんはオナラで札幌テレビ塔を登りきることができるのか」
イモト 「(笑)」
安田さん「で、2発出るのか3発出るのか、わからないじゃないですか」
イモト 「なるほど」
安田さん「4発でたら、4フロアもジャンプアップできるから」
イモト 「たしかにたしかに」
安田さん「僕が(オナラが)全部で終わった後に、ディレクターさんに『センキュー』って言いますから、と(笑)」
イモト 「ハハハハハ」
安田さん「僕もストイックですから(オナラを)お腹が痛くなるくらいためて」
イモト 「(笑)」
安田さん「もったいないから用も足さず、本番に臨みましてね」
イモト 「ストイックですねー」
安田さん「オープニングが始まりまして。伝説の男がやってきます、彼の名前はへコイダーマン!それではさっぽろテレビ塔を中継しましょう!」
イモト 「(笑)」
安田さん「えー、現場の安田です、へコイダーマンです。では最初の祝砲をお願いします!
じゃあいきます!って言った時にですね、〝モリっ〟ていったんですね」
イモト 「ちょっと・・・(笑)」
安田さん「その時、私言いました! トラブル!トラブル!へコイダー・トラブル!」
イモト 「ハハハハハ」
安田さん「慌てて曲にいきまして(笑)」
イモト 「(笑)」
安田さん「ですからですね、イモトさん。こういうことをしてはいけません(笑)」
イモト 「(笑)」
安田さん「テレビ塔って中に螺旋の非常階段があるんですよ。その扉の外に、お手洗いがあるんですよ」
イモト 「ああ」
安田さん「曲の間に(トイレに)行こうと思ったら、その扉がカギかかっていたんです」
イモト 「最悪ですね(笑)」
安田さん「(扉を)ドンドンドンドン叩いて(笑)開けてくれー!!」
イモト 「(笑)」
安田さん「で、お手洗いに行って、スッキリさせてから、もう一度臨んだんですけど」
イモト 「続いたんですね!?」
安田さん「ただ、登りきることできませんでした。だけど、なぜか聴取率は良かった」
イモト 「ウソでしょう(笑)」
安田さん「結局、本家のスパイダーマン並みに、〝へコイダーマン3〟までやりました」
イモト 「その企画を!続いたんですね!シリーズ化したんですね!」
安田さん「続きましたね。へコイダーマン一人じゃムリだろうと(なって)。リスナーの皆さん!へコイダーマンを助けてください!ハンドインハンドならぬ、〝へンドインへンドだ!〟我こそはというリスナーの皆さん、お電話をおつなぎします!へコイダーマンに協力していただけませんか?と。

リスナーの皆さんの祝砲も1フロア登ることにしますので、と」
イモト 「ええ? リスナーの皆さんも(オナラが)きた!と思ったら電話して」
安田さん「そうそう。出ますか? 頑張ります! でも出ない!って。なかなかその場で出ないんですよ」
イモト 「そうですよね、緊張しちゃって」
安田さん「そしたら大泉さんが、ここである方につながっております!
安田さんのお父さん、安田ヒロシさんです!(父が)頑張れー、へコイダーマン!って」
イモト 「お父さん!?」
安田さん「(大泉さんが)それではお父さんお願いします!(父が)はい! あれ(オナラが)出ない!って(笑)」
イモト 「(笑)」
安田さん「(大泉さん)じゃあお父さん、出る瞬間またお電話おつなぎしますので。(お父さん)すみません、へコイダーマン、頑張れー!」
イモト 「(笑)」
安田さん「涙が出て(笑)どんな状況であれ、一生懸命頑張っている子供のことを
どういうことでも応援してくれる親の気持ちに心を打たれた・・・」
イモト 「良い話なのか何なのか、ちょっとよくわかんないんですけど(笑)」
安田さん「総じて、悪い例です(笑)」
イモト 「そうですね、今のはアドバイスというより・・・」
安田さん「やっちゃいけないよという例」
イモト 「なるほど」
安田さん「それから私、10年以上ラジオをやっていません(笑)」
イモト 「あららら、伝説ですね、ある意味(笑)」
安田さん「それはそうでしょうと」
イモト 「一つも参考にはならなかったですけど・・・」
安田さん「(参考になるとしたら)ラジオというものの距離間というか近さ」
イモト 「たしかに、ラジオの無限の力を感じましたね、何だってできるというか」
安田さん「余談ですけど、さっぽろテレビ塔、最後登り切ったんですよ」
イモト 「え?へコイダーマンが?」
安田さん「ラジオって電波にのってるじゃないですか、テレビ塔って屋上は電波を届けてるんですよ。回線がこんがらがっちゃって、ピーヒャラピーヒャラなっちゃって(笑)」
イモト 「ハハハハハ」
安田さん「登ったのに、最後の言葉がつながらなかった」
イモト 「ええー(笑)」

■影響されて「すっぴんしゃん」でもムチャ企画にチャレンジ!?

イモト 「その気持ちというかチャレンジしようというのは胸を打たれました。今年この『すっぴんしゃん』で心震えるようなチャレンジをやってみようと」
安田さん「どんなことやったらいいでしょうね。女性ゲストを迎えて温泉レポートとか」
イモト 「いいですね!バシャーンって入って。こっちはリアルに温泉仕様で入って」
安田さん「あさこさんお願いします、バシャーン!大島さんお願いしますバシャバシャーン!」
イモト 「ヤバイ!とてもいいですね!」
安田さん「裸の付き合いだからこそ相談できる女子だけのトークができたり」
イモト 「これはほんとチャレンジですよ!
あさこさんと温泉に入るなら、最後にクイズ・・・」
安田さん「ハハハハハ! やめなさい(笑)」
イモト 「(笑)温泉行きます!今のアイディア、まるパクリ、アリですか?」
安田さん「アリですけど。スタッフさんが男性が多いから、ご自分でマイク持ってやることになるかも」
イモト 「たしかに。面白そうですね。すごく参考になりました」

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■現在公開中
安田顕さんの主演映画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った」の話。

原作:宮川サトシ
監督:大森立嗣
出演:安田顕、倍賞美津子松下奈緒、石橋蓮司、村上淳

*宮川サトシさんの実体験を元にしたエッセイ漫画の映画化。


安田さんは宮川サトシさん(息子)役。倍賞美津子さんが母役

~倍賞美津子さんのこと~
イモト 「お母さん役の倍賞美津子さんが素敵だった!」
安田さん「ほんと素敵なの!息子役の僕が保健室からもらった手紙を倍賞さんが縁側で読んだあとに僕を見るシーン。震えた。手紙を読んで振り向くというだけの動作なのにそこにいっぱい心のひだがあるような気がした。それが匂い立ってきた時に、すごい俳優さんだ、と思った」
イモト 「うん」
安田さん「お父さん役の石橋蓮司さんが湖に入るシーン。夫のシャツのボタンを外す所作に、描かれていない夫婦の関係が見えてる気がして。それって演出ではムリ。それは俳優さんの中から生まれてくるものであって、それを見た時に涙が出た」

~大森立嗣監督のこと~
安田さん「ワンカットにこだわっていていろんな準備をしている。役者には(演技について)言わないで自分の頭の中で考えてることを超えて欲しい、と」
イモト 「へえ」
安田さん「それを、モニター見ずに役者の芝居だけ見てる」
イモト 「それは役者さんにとってはうれしいですよね」
安田さん「もううれしい!」

~映画の印象~
イモト 「画面から、あたたかい色というか温度が見えた気がしました」
安田さん「葬儀場のシーン。原作者の宮川さんが家族で見学に来られていて。葬儀の時にどう思ったか聞こうと思ったけど、奥さんと小さいお子さんと手をつないでいる後ろ姿を見たら聞かなくて良かった。そこから何かふわっともらったというか芯が通ったというか。

つかまえられた。そんなことが多かった映画」
イモト 「(映画を)もう1回見ます!」

◆2月27日放送分より 番組名:「イモトアヤコのすっぴんしゃん」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190227213000

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