TBSラジオ「ACTION」(月-金15:30~17:30)。金曜日のパーソナリティは、ライターの武田砂鉄さん。

6月7日(金)のゲストは神田うのさん。パーソナリティ・武田砂鉄が、「平成遺産」という本の中で「平成は終わる、神田うのは終わらない」など、神田うのさんについて書いていたら、ご本人登場という嬉しい展開に!

うのさんについて色々と調べていた砂鉄さんが、ご本人に質問をしていきました!

武田砂鉄が「平成は神田うのの時代だった」と話していたら、ご本...の画像はこちら >>

武田:何かの本に、小学校のとき、誰かがいじめられてて、いじめられてるとクラスの周りも言えなかったりするけど、神田さんが先生に「◯◯ちゃんがいじめられてるんです!」とある種告発したら、それで先生が気付いていじめがなくなったエピソードがありますね。

神田:そう、なくなって。裏でいじめてるってダサいじゃないですか。本人に言えばいいじゃないですか。「ここが良くないから直してね」とか。でも、それでいじめられてて、かわいそうだから助けたのね。そういうことを言ったら逆にいじめられちゃうらしいじゃないですか。でも、私が言うから、誰もいじめないの。私、芸能界に入ってからですよ、いじめられたのって。マスコミに(笑)知らない人たちにいじめられたの!(笑)

武田:すごい、スケールの大きい言葉が出ました(笑)
神田:会ったことのある人たちには誰にもいじめられたことないの。
武田:見たことない、会ったことない人たちにいじめられてきたんですね。


神田:ペンの暴力ですよ!(笑)

武田:すみません、私、ペンの暴力で仕事をしておりますので…(苦笑)

武田砂鉄が「平成は神田うのの時代だった」と話していたら、ご本人登場!

神田:砂鉄さんはすごくまともで、きちっと書いてくれてるし。ちょっと失礼なことを書こうとしているときは、「こういう言い方は失礼かもしれないけど…」とちゃんと前置きがあった上で書いてくれるから。

武田:ほらほら!僕、よく文章が回りくどいと言われるんですが、それが良い方向に(笑)

神田:いや、全然回りくどくない!根が優しい方なんだなと思います。人間性が良い方です。
武田:攻撃力が弱まりました…
幸坂:一気に安心しました(笑)

武田:僕、芸能界とはそんな接点はないですが、僕は芸能人は特別な存在であるとは思うんだけど、その特別な存在であろうとしないというか、「皆と変わんないよ」というか。
神田:そうですよ、全然変わんないですよ。ただの人。

武田:いやでも、僕は神田さんを見ててそうは思わないんですよ。ある種、特別な世界で仕事をしている人たちがあまりにも「私たちは皆さんと変わらないですよ」と歩み寄りすぎているような気がしていて。なんか神田さんの日頃の言動やInstagramを見てると僕は正直、別世界の人に見えるんですけど。その別世界の感じはあっても良いんじゃないかなと思っているんですが。

神田:でも私、歩み寄ってますよ。


武田:歩み寄られてないですよ!(笑)

武田砂鉄が「平成は神田うのの時代だった」と話していたら、ご本人登場!

武田:芸能人の人たちが嫌われることへの恐怖心をすごく感じていると思うんです。SNSやって、「何とかして気に入られよう!」みたいなのがあまりにも強すぎるあまり、自由に発言している気がしないんですよね。

神田:私、何も考えてないの。もちろん嫌われたくはないですよ。だけど、別に普通にしていて嫌われたらしょうがないし、素の自分でやっていって、それに対して「うのちゃん、好き」と言ってくれるお友達やファンの方々、私のことを理解してくれる方々だけで良いんですよ。

武田:つまり逆に言うと、インターネットを見ていると例えば「神田うの、嫌い」と言う人もいると思うんですね。
神田:うんうん、どうぞどうぞ。大いに嫌ってください。
幸坂:かっこいい!正直でいることって大事ですよね!

神田:そりゃもう十人十色なんだから。好かれようと思って何かするっていうことは、その人のための自分になっちゃうじゃない。疲れちゃわない?
武田:相手側に身体を合わせて、「この人だったらこういう自分であった方が気に入ってくれるだろう」を繰り返していると、ちょっとしんどくなっちゃう。

神田:男女の関係もそう。

女の子って、彼氏に好きになってもらいたいから、やたら合わせるじゃない?ファッションとかも。私は1回もそんなことしたことない。「私は着たいものを着るもんね~!」っていう。だから全然ニーハイブーツ履いたり。男性ってあんまりブーツ好きじゃないんでしょ?

◆6月7日放送分より 番組名:「ACTION」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190607153000

編集部おすすめ