TBSラジオから
バービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)この7月で番組スタートから丸1周年、無事2年目突入となった週末ノオト。日ごろお聴きいただいている皆さん、本当にありがとうございます。
7月31日(土)今回は5週目という事で、パートナーはイレギュラー。7月5週目は、若林有子アナウンサー。入社3年目、現在25歳。入社以来、
国山ハセン・アナウンサーにお世話になっているハセン一派なんだとか・・・。
若林有子「”料理”について考えてみた」
アナウンサーコラム「〇〇について考えてみた」。今回は「料理」について。料理初心者だという若林さん。なぜ今回「料理」を取り上げたかというと・・・
若林:年始に立てた私の今年の目標、発表させていただいていいですか?バービー:どうぞどうぞ。若林:何個かあるんですが読み上げます。まず、「貪欲な姿勢で仕事に臨む」。バービー:(笑)若林:まだまだ行きます。「先が見えないけど、どんな状況になっても腐らない」バービー:腐らない!(笑)若林:「前のめりに野心を抱く」バービー:待って!それほぼ全部一緒じゃない?(笑)若林:そうなんですよね。2021年1月というのがですね、ちょうど「グッとラック!」が終わるみたいな報道が週刊誌で取りざたされていて・・・。
でも、私はまだプロデューサーから聞いてないぞ、みたいな。バービー:そっか、自分自身も揺らいでいる時期(笑)若林:ちょっとやっぱり不安がにじみ出てるなぁって・・・振り返って思うですけど(笑)
そんな時期に立てられた中の一つに、「月2回、料理を作る」という目標も。健やかに生きる、生活の質を高めるという意味合いで立てたそうですが、7月1日に25歳の誕生日を迎えた段階でも、料理の回数はゼロ。そんな中、誕生日にお母さまから送られてきたLINEに、今年の目標があらためて書かれており、さすがに心が痛くなり、いよいよ料理を。レシピ本を買って、そのレシピ通りに、まずはハンバーグ。そしてこの日、手作り肉じゃがを持参!
レシピ通りに作ったそのお味は・・・。
2時台は、元バレー全日本代表・益子直美さんをお迎えして
この日のゲストは、元バレーボール全日本代表で、スポーツキャスターの益子直美さん。7月17日のオープニングで、テニス部時代の指導を振り返ったバービーさん。その時のコーチは、いわゆる根性論ではなく、しっかりとした理論で指導してくれる素晴らしい方。自身の人格形成にも良い影響を与えたそうですが、もちろん、全てのコーチがそんな方ではありません。そんな実情を踏まえ、子どもたちがスポーツを楽しめるようにと、「監督が怒ってはいけない大会」を主催する益子さんに、「怒らない指導」について、お話を伺いました。
中学校入学と同時にバレーボールを始め、高校3年生で全日本代表のメンバー入りした益子さんですが、当時の練習について・・・益子:まさに私がやってきた部活は、心の部分は全くノータッチ。
ただ、追い込んで追い込んで、怒って怒って、その練習を乗り越えれば、心はついてくる、強くなれるっていうような時代だったんですよね、根性論というか。技術はすごく研究されていて、バックアタックとかジャンピングサーブを教えてくださったりとかしてくれたんですけど、やっぱり、怒られて怒られてでは、自信がつかないんですよね。自分から進んで何か新しいことをやってみたいっていう発想力とか、あとチャレンジ精神がまったくつかないんです、怒る指導では。
そんな経験から、益子さんが主催したのが、監督が怒ってはいけないバレーボール大会。小学生でも、勝利至上主義のチームがたくさんあり、中には泣きながらバレーをする選手も。その現実を知る益子さんは、とにかく笑顔いっぱいの楽しい大会にしたいっていうことで、このルールを設けたんだそう。結果、子どもたちにはとても好評で大盛況。あらためて、「怒らない指導」について伺うと・・・。バービー:怒ることによる弊害として、「脳が委縮してしまう」って伺いましたけど、怒られた方が伸びるっていう人もいたり、耐えて強くなるっていう考え方も、一部あると思うんですけど、どう思いますか?益子:やっぱり、指導者との信頼関係もあると思うんですけど、怒るばかりの指導だと、大半がやっぱり委縮してしまう。私なんかは考える思考が止まってしまっていたので、操り人形、人に言われないと動けないっていうような、大人になっても(笑) ついこの前までそんな人間だったんで、自ら進んでやらない、チャレンジしないっていう、与えられたことしかできないっていうような。怒られ続けると。バービー:そこに「褒め」もちゃんとあって、飴とムチもいいバランスで行ければ、指導者としてもいいかもしれない?益子:やっぱり、認めてあげる。
褒めるにしても、やっぱり結果を褒めるんではなくて、「過程」を褒めてあげる。バービー:なるほど。過程を褒めるか!若林:その方が確かにチャレンジしやすそうですね!
益子:過程を褒めるということは、ずっと見ててあげないと、褒められないんですよ。バービー:うわぁ・・・。これは何か、いろいろ通じますね。後輩を育てるのもそうだし、子育てもそうかもしれない。益子:気にしてあげていないと、やっぱり褒められないと思うんです。結果だけ見て褒めるのではなくて、その過程で「よく頑張って来たよね!何年か前のプレーから見たら、いま凄いよ!」とか。バービー:グッとくる。若林:グッと来ますね~。バービー:ハセンさんに言われたいですね。若林:言われたい!聞いてて欲しいこの放送!益子・バービー:(笑)