TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!9月30日(木)のスーさん、これいいよ!のゲストは、管理栄養士でインナービューティーダイエット協会所属の谷口あゆこさんでした。
谷口あゆこさんは・・・長崎県ご出身・2人の男の子のママ。
現在3人目をご妊娠中でいらっしゃいます。管理栄養士として給食業界で11年間、献立作成や調理を担当され、産婦人科などでの栄養指導経験もあるそうです。現在所属されているインナービューティーダイエット協会で体の内側から整える持続可能な食事方法を学ばれ、現在出張料理実績は200件、料理レッスンも40件以上の実績をお持ちです。
野菜を丸ごと使った調理法のメリットは?野菜の皮、種、芯などふだんは捨ててしまう部分には第7の栄養素と言われる“フィトケミカル”が豊富。“フィトケミカル”は抗酸化力が高く、アンチエイジングには欠かせません。また、食品ロスを防ぐ事にもつながり、食材を丸ごと使い、加工品ではなく料理をつくることで、ゴミも削減可能。食材ロスを減らすと同時に、自分の健康・美容のためでもあり、一挙両得!
「たまねぎの茶色い皮は捨てません!!洋風ベジブロスで自家製コンソメスープ
※ベジブロスとは、野菜からとる出汁のこと。 野菜の皮や種、芯などをコトコト煮出して、栄養を余す事なく抽出、フィトケミカルが摂取できるので、抗酸化作用抜群!<材料>たまねぎの皮/1個分ブロッコリーの茎1株分にんじんのヘタ、切れ端/1本分かぼちゃの種とわた 4分の1個分お水800ml程度塩、こしょう適量<調理手順>鍋に材料を入れ、水を加えて蓋をする。弱火で20分ほど煮込む。ざるとボウルでこす。スープに塩、こしょう加えてお好みの味付けに!これで自家製コンソメスープの出来上がり!残ったスープは冷凍保存もオッケー!(野菜の切れ端を冷凍ストックし、たまったらスープにしても!)
スー美香「美味しい!!コンソメキューブ入ってない?牛骨入ってないの?!」(もちろん入っていませんbyスタッフ)ちなみに・・・洋風ベジブロスは熟れたトマト、セロリなどを入れても風味が出て美味しくなるそう!(洋風はローズマリーやハーブ系を入れるのもオススメ)和風のベジブロスとして、昆布、干し椎茸、大根のヘタ、煮干し、切り干し大根、などなど季節の余り物を入れて作っても良し!ごほう、山芋、里芋など、根菜類でもOK!
残った青菜と果物を合わせて、ジャムを作ってみよう♪
<材料>青菜やその根元(秋冬は、かぶがオススメで、大根などでも!)熟れたりんご、
オレンジなどの果物1個水50ml<調理手順>果物をミキサーにかける。(ミキサーがなければ、おろし金ですりおろしてもOK)鍋にミキサーにかけた果物、水、青菜をそのまま入れて、果物が甘くなるまで一緒に弱火で煮込む。途中で焦げつきそうであれば、適宜、水を鍋底に加える。
甘みを確認し、お好みで甘酒を加える。
スー美香「自然な甘味。サラダのドレッシングが特にオススメ!」ちなみに・・・青菜はマグネシウム、葉酸が豊富で、疲れをとって便秘対策にもおすすめの食材。捨ててしまいがちな根元まで余す事なく食べましょう!果物と合わせたジャムは、醤油やオイルを加えてドレッシングにしてサラダにかけたり、トッピングのちょい足しにも。もちろん抗酸化作用も期待できて、かぶの青菜のジャムであれば、アボカド ・レタス ・トマト、かぶの根の部分でもオ・イ・シ・イ!