TBSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)
オープニングでは、バービーがこの1週間に起きたこと・考えたことを振り返ります。(毎月1週目のパートナーは、国山ハセンアナウンサー)
バービー、遅めの夏休みに奄美大島へ
バービー:今週ね、今更ながら夏休みをいただきまして。行ってきました。
国山:どちらに行かれたんでしょう?
バービー:奄美大島!
国山:ありがとうございます!
バービー:ありがとうございます?
国山:奄美大島、そこが私のアナザースカイです。
バービー:ちょっと待って・・・(笑)
国山:一番好きな場所です。私のことを意識されて行ったってことですよね?

バービー:違う、違う(笑)ちょっと待って。落ち着いてください。
国山:えっ?
バービー:私が奄美大島に行ってきたって話をしようとしたら、それを上回ってくるテンションなのやめてくれます?(笑)
国山:だって、奄美はもう6回ぐらい行ってますよ。
バービー:6回ぐらい・・・なんか中途半端な数だな。でも、好きなんですね。
国山:大好きなんですよ。実は母方のルーツが奄美群島にありまして。
バービー:そうだったんですね。
国山:奄美もいろんなところに行きましたけど。
バービー:ちょっとなんかそこまで言われると話しにくくなっちゃったんだけど(笑)いろいろと対策しっかりバッチリして行ってきました。もう結局、一言で言うと「最高」でしたね。
国山:最高ですよね。
バービー:なんというか、この生きる根源的な不安を感じる隙間がないっていう感じ。私が行った時は気温も26℃ぐらいあって。もう11月ですよ?私、恥ずかしげもなくビーチで水着になっちゃって。この時期いけますもんね。
国山:Instagramに写真上げてましたよね?
バービー:上げてました。見ました?あの昭和のビールのポスターみたいな写真ばっかり撮って。夫婦で何やってるんだって感じですけど。ビーチで水着だったの私だけだったので、白い目で見られましたけどね。でも、そういうのをやってても自由って感じだし、なんといっても手ぶらで野宿ができるんじゃないかって思わせてくれるぐらい自然が豊か。

バービー:印象的だったことが、子どもがすごい多いなって感じたんですよね。
国山:気づきました?奄美群島全体的にそうなんですけど、出生率高いんですよ。
バービー:そうそう。それで、私もなんかすごいなと思って見てみたら、特に奄美群島は一人の女性が一生の間に子どもを産む数を表した「合計特殊出生率」っていうのが結構高いみたいで。ちなみに、東京でいうと去年1.13。石川県だと1.48。北海道だと1.21。で、奄美はどうなんだろうって見てみると、2013年~2017年のデータで、奄美市の合計特殊出生率は「1.88」。
国山:2人に近いってことですよね。
バービー:特に徳之島ってところは、子宝の島としても有名らしいんですけど、なんと、2.46とか2.40の町もあったっていう。
国山:奄美群島はそうなんですよね。まさに子宝として、地域でみんなを見ていこうっていう文化もあると思いますよ。
バービー:それもあるんですかね。ちょっと私の中で封印していた気持ちがメラメラと扉を開いてむくむくと出てきたんですけど・・・
バービーの中で封印していた「とある想い」がムクムクと・・・

バービー:実は今ね、私もいわゆる「妊活」ってやつをやっていて。私、「妊活」っていうフレーズがあまりしっくりこないんですけど、「こうのとりさん、ご自由に来てもいいですよ~」っていうスタイルというか。「いろいろやれることを頑張ってみるけど、まあうまくいくのかはわからないけどね~」ぐらいのスタンスでの妊活みたいなことをやっているんですけど。
国山:はい。
バービー:そうしてると、やっぱり最近同性の友達とかによく言われるんですよ。「いったん仕事のことを置いておいてゆっくりしたら?」とか、「南の島でダラダラしたら、ふっと授かったりするもんよー」とかってね。で、実際そうなんだろうなってわかってはいるんです。最近だと、産婦人科の先生方と仕事でご一緒する機会が増えて、実際に先生も言っているんですよ。
国山:それはそうですよね。
バービー:波なんか欲しくない。安定的にベストパフォーマンスをしたいっていう気持ちで必死に頑張ってきていた身でもあるので。そう言われれば言われる程、「仕事をしているあなたは、子どもを産むのには向かない身体であったりタイミングであったりするんだよ」って言われているみたいで。なんだかちょっと私自身認めたくなかった節があるんです。
国山:少しプレッシャーというか。あまり快く受け入れられない自分もいるっていうことですかね。
バービー:そう。やっぱり、ゆったりしたほうがいいっていうのはわかってるいんだけど、仕事もしたいですよ。だって私、仕事大好きだし、お金欲しいし、稼がなきゃいけないし、やりたいことたくさんあるし、ワクワククリエイターだし!
国山:ワクワククリエイター?
バービー:はい。
国山:はい。もう素直な思いだと思いますよ。
バービー:公の場でこういうことをなかなか言えない時代だったかもしれないけど、今なら言える。私は全てが欲しい!はい。手に入れたいんですけど、でも奄美でちょっと気づいちゃった部分もあるかなって。 /p>
奄美大島で潮風に揺られ実感した、身体と心の変化

国山:奄美で気づいたっていうのは、何なんですか?
バービー:全てはそう都合よくはいかないなっていう。
国山:あ~。
バービー:だってね、実際に私潮風に揺られていたら、私の中のテストステロンが、バリバリ働くこの男性ホルモンが、バラバラと崩れて奄美の海に流されていったんですよ。もうそれを感じちゃったの。で、リラックスしちゃって、なんかオナラが止まらなくなったりとかしたのね。
国山:(笑)いやいや、止めろそれは。
バービー:だから、実際に身体は実感しちゃったんですよ。
国山:そうか。自分の思考では「全てが欲しい」「両立できるんじゃないか」って思うけども、奄美大島行けばリラックスしてしまった。
バービー:この女体としての変化を感じてしまって。本当だったらもうMAXで目血走りながら仕事して、スポンと出産してすぐ復帰っていうのをしたかったけど、まあそんなの無理な話なんだなっていうのを若干感じてしまったっていうところがあって。なんだかこれうまいこといかないなっていう袋小路に入ったりもしたんだけど、でも不思議なことに東京帰って来てからもこの1週間穏やかなんですよ。
国山:気持ちが?
バービー:うん。「あれ、奄美効果持続するぞ」っていうのをちょっと感じたので、これ、なんかうまいことバランス取れるっていう方法もあるんじゃないかなっていうふうに、ちょっと真ん中の道というか中道を探りはじめたっていうこのタイミングでもありました。実際、東京でも穏やかに過ごした1週間なので、仕事はいくつか締め切り飛ばしたりしていますけどね(笑)
国山:(笑)
バービー:そこでのバランスはちょっと難しいんだけど、でもなんだかんだ言って「バランスを取る」っていうことを諦めないでいれば、全て手に入れることもできるのかな?なんて。だからそのためにも、まず政治家さん社会保障を頑張ってくれよ!っていう気持ちもあるんですけどね。
国山:定期的に行けばいいんじゃないですか?
バービー:それ、思いました。確かに。定期的にテストステロンを奄美の島に放り投げてくるっていう。それをこれから定期的にやろうかなっていう気になりました。
国山:もちろん、仕事が過密スケジュールになってしまうとなかなかスケジュール取れないと思いますけど。でも、それでもどこかで見つけて合間でもね。国内ですと1日で行けますから。定期的に行って少しリラックスするっていうふうにすると、バランスが取りやすいのかもしれないですよね。
バービー:やっぱり、奄美はそういうところが魅力なんですか?
国山:そういうことですね。もし次回行かれる際はですね、どのエリア、どの飲食店、その辺りも全てブッキングしますので。私に言っていただければと思いますね。
バービー:本当ですか?早くハセンさんに聞いておけばよかった。
国山:言ってくれればなと思って。なんで聞かないんだろうって。なんなら、オープニングトークでとっておいているのかな?みたいに思ってました。
バービー:全然そういうつもりじゃなかったんですよ(笑)今度からハセンさんに聞きたいと思います。