TBSラジオ「GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~」毎週日曜お昼12時から放送中!
車ラヴァーの安東弘樹が昼から車について熱く語る「カーマニア」向けのプログラム。
今週はタレントの野々村真さん登場!かなり激レアな車も所有していた、華麗なカーライフを伺います。
野々村さんの従兄弟はレーサーだった!?
野々村さんが車好きになったキッカケの1つが、従兄弟の存在です。
だいぶ歳の離れた従兄弟のお兄ちゃんは、なんと元ラリーレーサー!
日本アルペンラリーやサザンクロスラリーなどにも出場していたそうです。
乗っていたマシンもフェアレディZ、ランサーなどバリバリのラリーカー。
そりゃ、少年だった野々村さんにとっても眩しい存在だったことでしょう。
そんな従兄弟のお兄ちゃんが所有していた車が、なんとフェアレディZにスカイラインGT-R!
しかも「ハコスカ」です!
今は億に届く価格帯なんじゃないか!?とスタジオは大盛り上がりです。
しかしそのハコスカはすでに売却済み。
売ってしまった理由を聞いたら「僕が車の中でおねしょしちゃったから」と衝撃の告白です。
小学生だった野々村さんは、ハコスカの中で爆睡。
そっとしておいたら何とおねしょしちゃったみたいで…しかもその匂いが取れない!
となると売るしかないですよね。
少年ながら傷ついてしまった苦い思い出です。
野々村さんが最初に乗った車
芸能界に入り、18歳の時にはすでに「笑っていいとも!」に出演していた野々村さん。
まさに分刻みにスケジュールで免許を取る時間がなかったそうです。
そんな野々村さんが免許を取ったのが21歳の頃です。
免許を取ったら…そりゃマイカーが欲しくなりますよね。
しかし当時のギャラは5万円と激安。車なんか買えるわけがない!
でも芸能人パワーを発揮して、何と老舗の車屋さん「チェッカーモータース」さんが「宣伝にもなるからタダで乗っていいよ!」とまさに天からの言葉!
お言葉に甘えて乗った車が「フィアットウーノ」です。

憧れの外車、しかも左ハンドルに浮かれた野々村さんは、納車日に早速自損事故を起こしてしまいます。サイドミラーがもげたとか…(汗)
言い訳は…「教習所では右ハンドルだったから」と。
そんなこんなで始まった野々村さんのカーライフ。
エアコンなし、オーディオなし、そして重ステの1台目。
当時、ラジカセを乗せてドライブしていたそうです。
野々村さんが乗った激レア車
お馴染みとなった「チェッカーモータース」さんからタダで借りた車の中に、激レア車がありました。それが「リライアント・シミターSS1」


みなさん、ご存知でしょうか?
イギリスメーカー「リライアント」。
3輪自動車で有名となった同メーカーが売り出した4輪のライトウェイトスポーツカーです。

憧れのスポーツカー、しかもヘッドライトも超特徴的でウッハウハ。
この車でいろんなところに行ったそうですが、苦い思い出もあるとか。
それはある日のお茶の水駅前での事件。
突如、アクセルワイヤーが切れてしまい不動車となってしまったそうです。
仕方ないので路肩に寄せるため、車を押しているところ「あれ、野々村じゃね?」と学生がわんさか集まってきたとか。
近くのカメラ屋さんにみんな駆け込んで、当時の使い捨てカメラで撮られまくり。
これは流石に恥ずかしいですね!!
騙された思い出
野々村さんは24歳の頃に初めて自分で車を購入しました。
それが「メルセデスベンツ」。
しかも「500SEL」という超高級車です!

同じマンションに住む車屋さんから650万で売ってもらった中古車とのことですが、そりゃ、テンション、ダダ上がりですよね。
で、調子に乗って職場に行った時の話。
ある番組プロデューサーに見られた野々村さんは「こんな高級車に乗れるくらい大物になったんだ。もう僕の仕事はやれないね~♪」と言われ、速攻で手放そうと決意(笑)
そんな時、前述した同じマンションに住む車屋さんから「だったらBMW 535と物々交換しないか?」と持ちかけられました。

車格としてはベンツの方が上。しかしこのBMWはめっちゃカスタムされていて、売れば1000万にはなる!
しかも雑誌「LE VOLANT」にも掲載された車!
ミーハーな野々村さんは速攻で物々交換を決断したそうです。
でもこのBMW、とんでもない車でした。
まずもって「とにかく調子悪い」。
こりゃやばいと思い、だったら1000万で売ってしまおうと思い、中古車屋さんに出したところ、「これ、2つの車を真ん中で繋いだ事故車です」と衝撃の事実が判明しちゃいました。
いわゆる「ニコイチ」ってやつです。

騙された…でも気が弱いから同じマンションの人に言えない。しかもこの車、買ってくれる人もなかなか見つからない。
そんなこんなで苦労した挙句、遠く栃木に住んでいる人が「買ってもいいよ」と言ってくれたそうです。しかし条件が「2~300万」。
1000万になるはずの車が…カスタムしてるから何とかならないか?と粘ったけれど、「だったらノーマルに戻して持ってこい」と、当たり前の返答。
気がついたら半年で400万くらい損したことになるかな~と、遠い目で当時を振り返っていました。
