TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!
今日1月11日(火)の「スーさん、これいいよ!」は、シュウマイジャーナリストのシュウマイ潤さんでした。
シュウマイ潤さんは「生活は踊る」初登場!
シュウマイジャーナリスト、研究家、そして日本シュウマイ協会発起人です。
1977年神奈川県茅ケ崎市生まれで大学卒業後、フリーランスとして取材執筆を行い、2015年頃からシュウマイ研究を開始。2021年9月現在までに、およそ1,000種、5,000個のシュウマイを食されたそうです。
▼今回は、シュウマイの歴史から、現在大ヒットのシュウマイ、そしてシュウマイの美味しい食べ方まで教えていただきました!

シュウマイ潤さんによると・・・
▼シュウマイが中国から伝来した料理であることはおそらく間違いないでしょう!中国ではシュウマイという単独の料理として生まれる前に「点心」として登場するのが中国が隋の時代=600年ごろだと言われています。
▼この点心スタイルは中国南部の広東省の代表的な食べ方。この点心文化が、華僑の世界的な広がりとともに、日本にも訪れたというのが日本シュウマイ上陸の経緯だと考えられます。
日本で一般的に食べられるようになったのは、中華街である可能性が高いそうです。
▼そのなかで、シュウマイの存在がいち早く確認できたのが、横浜中華街。
▼1871年には横浜中華街のエリア内に130軒の飲食店ができ、1881年には、のちの「博雅のシウマイ」として日本初のシュウマイを売り出した「博雅亭」が創業。
▼この頃は、いわゆる「本場中国のシュウマイ」でしたが、その後、「崎陽軒」をはじめとする日本的なシュウマイへと変貌が登場。
今回は時間の関係で割愛しますが、紆余曲折を経て、現在に至ります。
日常でシュウマイが気軽に買えるようになったのは1960年代以降。
▼冷凍・冷蔵技術が発達したことが大きな要因と考えられます。
▼日本冷蔵=いまのニチレイから始まり、その後、味の素などが参入。
▼その後、電子レンジの普及も進み、レンジで温めるだけでおかずになる手軽さも手伝って、家庭に浸透していき、今では、家庭で手軽に楽しめるシュウマイの数も多くなってきています。
今回は、そんな中から、シュウマイ潤さんのイチオシのシュウマイを教えていただきました!
それが・・・『シュウマイ界の革命児!味の素のザ★シュウマイ!』

▼味の素が2016年12月に発売した「ザ★シュウマイ」は、パッケージのインパクト、 タレントの小栗旬さんの臨場感あふれるシュウマイをがっつくコマーシャル、など、 一般消費者にシュウマイの意識改革を起こすプロモーションを実施。それまでの食卓の脇役から主役のシュウマイとして提案されました。
そして何より、今までの冷凍シュウマイの常識を覆すサイズの大きさ、 そしてかな?味わいとがっつり&ゴロゴロとした食感。今までシュウマイに対してさほど興味を示た消費者の心を鷲掴みし、 一気に冷凍シュウマイのトップに躍り出ました。
スー・杉山 「何もつけてなくても美味しい!味がしっかりしてる!200個食べられる!!」
普通に食べても美味しいのですが、さらにおすすめは、からしの種類を変える!
これだけで、シュウマイの味わいも変わり、新たな発見ができるかも!
▼今回用意したのは、●種類。それぞれ、スーパーで買える。
・練りガラシ
ハウスの特選 本香り からし42g
ハウスの特選 本香り 和からし42g
・粒マスタード
キューピーのあらびきマスタード50g
・からし粉
S&Bのからし 35g

▼すべて100円前後で購入できます!
お好みのものをシュウマイに付けて食べてみてください!

スー・杉山 「和がらしと合う!だけど、マスタードもなかなか美味しい!」

みなさんもぜひ試してみてください!
♪シュウマイ潤さんからお知らせ♪
シュウマイ潤さんの著書「シュウマイの本」が産業編集センターから税込み1,760円で販売中です!
