TBSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)
オープニングでは、バービーがこの1週間に起きたこと・考えたことを振り返ります。(毎月2週目のパートナーは、山本恵里伽アナウンサー

いろいろあり過ぎて…
バービー「脳のデータ容量」との秘かな闘い

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バービー:今週は、メンタル的にも脳みそ的にもスッキリしたかなっていう週で。今日、ゲストで来てくださる感染症学が専門の岡田晴恵さんが出した本が『秘闘』というんですけど、この“秘闘”にかけて、今日のメッセージテーマは『私が闘っていること』。

私も何かなって考えていました。私の場合、「脳のデータ容量」。これが足らない!この「データ容量との闘い」ね。キャパね。

山本:キャパシティってことですか。

バービー:そうです。この「キャパシティオーバーとどう闘うか」っていうのが、去年後半から年明けまでずっと私の秘かな闘いだったんです。基本的に私、お尻出した翌日に原稿の締切があったりするじゃない?(笑)

山本:そうですね。お仕事の振り幅がありますからね。

超バビたん流「脳のキャパオーバー回避策」ベスト3

バービー:そうなんです。ひとつのジャンルに脳みそが留まってられないっていうので、キャパオーバーを起こしやすかったのかもしれないんだけど。それで、「これはどうやってクラウドしようか」とか「脳のデータをすっきりしようか」っていうのが去年からずっと私の中でのテーマだったんだけど、今週は意外と明るい兆しがあって。

それをちょっと今日お話ししたいなと思います。

山本:何ですか?聞かせてください。

バービー:その前に、私いろいろな諸症状が出るぐらい結構キャパオーバーだったんです。

山本:症状・・・?

バービー:ものすごい、物忘れ。頭の中がパンパンすぎて、言葉が出てこない。詰まる時あるよね。

山本:あります。いろんなことを考えすぎて出てこないですよね。

バービー:そうそう。「っていうか、その前にお前滑舌が悪いだろ」っていうのは一回無しにしてもらって(笑)これがずっと続くと、どんどん笑えなくなってくるとか、どんどんワクワクしたことが思い浮かばなくなってくる。「芸人なのに何言っているんだ」って感じなんだけど。「ちょっとこれヤバいぞ」ってなってきて、このキャパオーバー、脳のショートをどうしようかと闘ってきたんだけど、今週峠を越えたので。

どう越えたのか、脳みそをスッキリしてきたので、自戒を込めてみなさんと共有したいです。

超バビたん流「キャパオーバー回避策」ベスト3

超バビたん流「脳のキャパオーバー回避策」ベスト3

バービー:まずは、その1。「胃と腸をすっきりさせる」。腸って「第二の脳」って言われたり、大事とかって言うじゃないですか。で、「腸脳相関」っていう言葉があるらしいんだけど、腸と脳は相関関係にあるよっていう言葉で。自律神経とか内分泌系、免疫系とかで相関し合っているらしいんです。例えば、緊張してお腹が痛くなるとか。

山本:あっ、ある!そういうことなんだ。

バービー:そうそう。そこで繋がっているじゃない?だったら、その逆をやったらいいんじゃない?っていう。私、そこまでちゃんと読んでやってみたわけじゃないんだけど(笑)

山本:自己流ね。バビたん流。

バービー:まず、胃と腸を空っぽにしようと思って。

そうしたら脳みそもすっきりするんじゃないかなっていう発想のもとなんだけど。「梅流し」っていうスープ知ってる?ファスティング明けの時に飲む、大根と梅干と昆布だしだけで作るスープがあるんだけど、それを一気に飲むとファスティングしなくてもスーッとなる人が多いっていうので、検索したら結構ワード出てきたりするんだけど。これを「モヤモヤしてきたな、ちょっとヤバいぞ」「すっきりしたいな」っていう時にやると、年末年始で疲労していたやつも落ち着かせつつ流してまずいったんすっきりするっていう。

山本:この「梅流し」っていうのは、一食を変えるっていうことですか?

バービー:えっとね、breakfastね(笑)

山本:なんで急に英語なの!?(笑)朝ごはんね。朝ごはんに梅流しを飲むってことですね。

バービー:ごめんごめん、出ちゃった(笑)空腹を打ち破る時。一食目。空腹明けに飲むとザーッと出るっていう感じ。なんか、「セロトニン」ってよく聞くじゃないですか。「幸せホルモン」とかって。これ9割が脳で作られているんだって。だから、この腸をすっきりするとか、機能不全が起こらないようにすることで、なんとなくメンタルとか脳みそもすっきりさせたいっていう。

山本:なるほど。腸をすっきりさせることが脳をすっきりさせることに繋がっているということですね。

超バビたん流「脳のキャパオーバー回避策」ベスト3

バービー:じゃないのかなって。私流だから(笑)で、2つめ。「家の中のごちゃごちゃしたものを、あるべき場所に戻す」。シンプルに整理整頓。

山本:それは確かにすっきりしますよね。

バービー:私、ごちゃごちゃしている時は本当に家汚いし、すっきりしている時は家がきれい。この腸脳相関ならぬ、家脳相関って感じで。

山本:私も忙しい時とかはもう本当に家が荒れ放題ですもん。余裕がない時。で、余裕がちょっとできると「片付けようかな」っていう気持ちにもなりますからね。

バービー:そう、マインドもね。私、生理前は特に部屋が荒れてる。あれ何だろうね?ホルモンの関係で理路整然とした考えが浮かばないのかわからないけど。そういう時とかも、まず部屋をすっきりして、キッチンがキレイになれば梅流しも気持ちよく作れると。

キャパオーバー回避策3つ目は「くだらないtodoリスト作成」

超バビたん流「脳のキャパオーバー回避策」ベスト3

バービー:“くだらない”というのがすごく重要で。すごいちゃんとした仕事のでかい目標とか、「本を読む」とか「英会話」とかって書くと、達成できないストレスがたまるだけじゃない?だから、もっと細かく分解して「くだらないものからどんどん書いていく」っていうのをするのね。例えば、「ネイルサロンに行く」とかじゃなくて、「ネイルサロンを検索する」「目星つける」「予約の時間を確保する」「スケジューリングする」とか。

山本:それだけ?

バービー:そう。でもこれね、チェックリストでやったものに線を引いていくと、どんどんハイになっていくの。「えっ、私達成できてる!できる人!」みたいな感じで。

山本:簡単に達成できるやるべきことをリスト化して、どんどん消していくわけですね。

バービー:そう。

消していくとなんか拍車がかかるのね。その時にずっとできなかったものもサッと意外とできちゃったりする時がある。

山本:その流れで勢いがついてっていうことですか?

超バビたん流「脳のキャパオーバー回避策」ベスト3

バービー:勢い大事ね。でも、これは必ず手書きじゃないと脳みそのデトックス効果はないと私は思っていて。絶対に譲れないのは「何に書くか」っていう。これが大事。私の場合は、この『週末ノオト』の台本といただいたメールの裏紙じゃないとダメな身体になってる。

山本:めっちゃ細かいですね。

バービー:ノートとかだと、どこか格好つけて書いちゃう自分がいるんだよね。残るし。

山本:確かに、「きれいに書こう」って思っちゃいますしね。

バービー:そうなのよ。でも、裏紙だと自分にすごい素直になれるのね。メールだったら、みなさんのメールを何回も読み返せるし、これはいいぞっていうのでよく使っていて。この『週末ノオト』のキャッチコピーは、「アップデートをする番組」みたいな感じだけど、まさにこの裏紙は私をアップデートするノオトになっています。週末ノオトの紙が私の「Myノオト」です。

山本:リスナーのみなさんからの声がノオトになっているんですね。『週末ノオト』まさに名前の通りですね。

バービー:みなさん、ここまで聴いていて気付いたと思うんですけど・・・。一番の解決策は「そこまでパンパンになるな」っていう(笑)

山本:(笑)「パンパンになる前にどうにかしろ」っていう。

バービー:そう。自分で捌けない仕事の量を抱えるなっていうことね。断れ、休め、それです。はい。

山本:自分のキャパシティを知ることも大事ですね。

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