TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
2022年2月8日の放送では、フリーアナウンサーで元アメリカンフットボール選手の有馬隼人さんでした!
西学院大学商学部卒業後、2001年4月、TBSにアナウンサー36期生として入社しかし、アメリカンフットボールへの情熱を捨て切れず、2004年にトライアウトを受け、選手として復帰されます。2012年に現役を引退後、現在はアナウンサー業を行いつつ、Xリーグ・アサヒビールシルバースターでヘッドコーチを務めていらっしゃいます。
前回は「アメリカンフットボールで推し活」というテーマで注目選手を教えていただきましたが、今回は遂に試合の楽しみ方!
まず、「スーパーボウル」とは何か、という説明から!
アメリカンフットボールの最高峰・NFLの優勝決定戦。日本のプロ野球でいうところの「日本シリーズ」のようなもの。ただ、大きく違うのは、一発勝負でその年のチャンピオンが決まること。毎年、2月上旬の日曜日開催されていて、日本時間では、今年は、2月14日、月曜日の朝8時半からスタートする。

前回、有馬さんに教えていただいたのは「バッカニアーズ」「チーフス」「カージナルス」「パッカーズ」の4チーム。ただ、4チームともスーパーボウルには辿り着けず・・・。
ジゼル・ブンチェンの旦那さん=トム・ブレイディ選手が所属する「タンパベイ・バッカニアーズ」。今年も大活躍でプレーオフには出場したんですが・・・負けてしまいました。しかも、そのトム・ブレイディ選手、今年で引退を表明しました。
そのトム・ブレイディ選手のチームを倒した「ロサンゼルス・ラムズ」、もう1チームは「シンシナティ・ベンガルズ」という2チームが戦う。NFLではシーズン中の成績が上位のチームがスーパーボウルに出場するためのプレーオフを戦うのですが、実はどちらも“第4シード”のチーム。ベンガルズに至っては、33年ぶりのスーパーボウル進出ということで、かなり波乱の組み合わせとなっています。
スーパーボウルの見どころ!その①
『近未来の技術が詰まったハイテクスタジアム「SoFiスタジアム」』
今回、スーパーボウルの試合が行われるのがSoFiスタジアム2020年にロサンゼルス空港近くに完成したばかりの新スタジアム。
・総工費5000億円をかけて作られいて、とにかくハイテク「オキュラス」と呼ばれる両面360度の4Kの巨大スクリーンがある。
・NFL初の「屋根付きの屋外スタジアム」など・その屋根パネルはLEDが埋め込まれ、映像が投影可能など
・さらに、会場付近の駐車場料金がネットサイトに5000ドル(約57万円)で出品されるケースも!
・ロサンゼルス・タイムズによると、既に駐車場を押さえた人が高額で転売を図るケースがあるという。
そして、スタジアムに注目してほしいもう1つの理由が、「ロサンゼルス・ラムズ」のホームスタジアムという点です。
・スーパーボウルの会場は事前に決まっているため、ホーム開催となることはほぼないというか、昨年のスーパーボウルが55回の歴史で初のホーム開催だった。
・昨年はホームチームだった「タンパベイ・バッカニアーズ」が勝利しています。
・ホーム開催だとやはりファンの声援が変わる!しかも滅多に起こらないホーム開催が2年連続で起きるのは本当に珍しいこと!

スーパーボウルの見どころ!その②
『ベンガルズは“ボールを投げる人”ラムズは“ボールを取る人”に注目!』
まず、33年ぶりにスーパーボウルに出場する「シンシナティ・ベンガルズ」はQBのジョー・バロウ選手に注目。
・QBとは、パスを投げたり、選手にプレーを指示するなど、花形ポジションちなみに、僕も現役時代はQBでした!
・ジョー・バロウ選手は2020年にドラフト1位で指名された2年目の若手。しかし、去年のシーズンでは前十字靭帯損傷の大怪我をしてしまった。その怪我を直して、戻ってきたシーズンでいきなりスーパーボウルへ!
・試合後にはTwitterなどに葉巻を吸っている写真を投稿するなどかっこいい!
続いて「ロサンゼルス・ラムズ」。スーパーボウル出場は、第53回スーパーボウルの2018年シーズン以来
・ラムズのQBも素晴らしいんですが、注目して欲しいのは、攻撃の際にパスを受け取るWR(ワイドレシーバー)というポジションのクーパー・カップ選手。
今年、レシーブ数、レシーブヤード数、タッチダウンレシーブ数の3つのカテゴリーで3冠を達成したという、まさに今年No.1のワイドレシーバー。
さらに、攻撃だけでなく、ラムズはディフェンスも強いので、バランスが良い!
生中継は『DAZN』『NFLGamePass(NFLゲームパス)』『日テレG+(日テレジータス)』ほか。
録画放送も某地上波で2月14日(月)26時ごろから。
みなさんもスーパーボウル、ぜひご覧ください!