小倉アナが新型コロナウィルスから回復して伝えたいこと【体験談】

TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』月～木曜日の11時から放送中！

2月9日（水）のニュースでも新型コロナウイルスに感染した人が世界全体で4億人を超えたという報道もありましたが、ものすごいスピードで感染が拡大しています。

そんな中で、小倉さんも先月末、コロナの陽性判定を受けました。

◇1月25日（火）◇
午後2時頃：喉の調子が悪くなる（痛いのではなく、かすれて声が出にくくなる）
午後5時半頃：37.3度の微熱→家庭内隔離で部屋に引きこもる＆上司に報告
午後7時：PCR検査　検体を送付徐々に熱っぽく声も枯れ始める
午後9時：急激な悪寒と共に39・1度まで急上昇。ここから隔離生活が始まります。

◇1月26日（水）◇
朝から：38.9度。喉の激痛と37.6～39度の乱高下でつらく動けなり、かかりつけ医に連絡も受診は断られたため、他の発熱外来予約（陽性の判定を待ってほしいとのこと。

午後2時頃：陽性の連絡→検査機関から保健所に連絡（保健所から連絡がくるというので、待ち状態）※解熱剤がなかったので、熱・喉の痛みをなんとかしたく風邪薬を飲んでいたそう。その日に保健所からの連絡なし。

夕方：発熱外来に陽性であることを伝えるとオンライン診療の提案→薬を配達してくれる薬局を自分で探さねばならず断念

◇1月27日（木）◇
朝：37.6度。のどの激痛（剃刀を飲み込む感覚）
午前11時半頃：保健所から電話。診察ができていないことを伝えると区のオンライン診療を紹介される。

◇1月28（金）◇
朝：36.7度　喉は痛いが、少し和らぐ。少し咳が出始めるこれ以降、日曜日に37.1が一度あったのみで、熱は落ち着く。のどの痛みも2月1日頃にはだいぶ楽に。

◇2月4日（金）◇
午後7時頃：保健所からTEL→「待機解除」「人に移す可能性はほとんどない」

▼振り返ってみて・・・・
・とにかく、「あっ」と思った瞬間に高熱で動けなくなりました。あっという間です。

▼ちょうど夫が出張から帰ってきたタイミングで、私とすれ違うように家族に対応してくれたので救われましたが、子供がいる方は間違いなく家族全員が感染すると思う。

▼あの喉の痛みは薬なくして改善せず、発症からいかに早くオンライン診療を受けられるか、もしくは常備している痛み止めを服用できるかが勝負。

▼普段から「配達可能な調剤薬局」を知っておくと良いと思った。

▼4日目くらいから保健所の連絡が途絶え、また不安に。
・保健所もてんやわんや。
・学校としては「保健所のOK」が必要なため、なかなか行かせてもらえず、子供たちもかわいそうだった。
・ちなみに、家族誰にもうつらなかった。

【あって良かった】

ペットボトル飲料一日最低2ℓ（水・スポーツドリンク）／ゼリー飲料／大量ののど飴／消毒スプレー／マスク／ごみ袋（大・小）／使い捨ての食器（紙皿・紙コップ・割りばし等）／体温計とタオルは陽性者専用で／布団一組／湯たんぽ／スマートフォンと充電器（保健所やオンライン診療など全てスマホ。

【あれば良かった・欲しかった】

解熱剤／痛み止め／アイスクリーム／豆腐（喉が痛いので）／医療情報（今は「うちさぽ東京」がある）／加湿器／濃厚接触者についての判断情報

【気をつけたこと】

隔離：トイレ別（別が無理な時は常時窓開け換気扇、使用後毎回拭き掃除消毒、タオル別）
浴室：最後にシャワー、掃除、排水溝の消毒
洗面所：タオル別、歯磨き粉別（私は歯ブラシに落とす感じで使用）歩いたところはいちいち消毒
食器洗い：ゴーグルと手袋とマスクが必要なため、私はすべて使い捨て
ゴミを私の部屋ですべてまとめて袋の口を縛り、家族をゴミに触れさせない

そのほかのこととして・・・

▼医療保険に加入している人は、入院給付金がもらえる
　→自宅療養でも「みなし入院」とされるため、保健所の証明書で大丈夫
▼ワクチン接種をした人は打った日付を聞かれます。分かる範囲で思い出してみて
▼3回目のワクチンを受ける際は、解除から4週間明けてほしいと言われた
▼今後2カ月程度は、ウイルスの残骸などが反応して陽性が出やすいそうです

今回のレポは、小倉さんの体験によるものです。
個人差はあるかと思いますが、備えられることがあると思います。
他人事とは思わず、ぜひ備えてくださいね。