TBSラジオ『週末ノオト』毎週土曜13時から放送中!(2月19日(土)放送分)
今回は、新型コロナウイルスでお休みのバービーさんに代わり、相方のハジメさんが4回目の登場!(毎月3週目のパートナーは、駒田健吾アナウンサー)
フォーリンラブ・ハジメが最近感じる「老い」とは?
ハジメ:私、38歳になる年なんですけど、初めて「老い」を感じまして。今まで「老い」という言葉のかけらも僕の中でなかったんですよ。それが、家でうちの奥さんとご飯を食べるってなって一杯目の缶ビールを開けた時に「あっ、お箸がない。
駒田:飲んでないんですよね?結構な重さありますよ。
ハジメ:若い頃は、酔っぱらってグラスこぼすことはちょっとはあったりします。一杯目からやった時にもう「左手と缶ビールの距離感わかってないやん、俺」って思って。
駒田:しかも、まあまあな手の振りの強さがないと、あの缶倒れませんからね。
ハジメ:そうなんですよ。それで、畳みかけてくるように人の名前が出てこないとか、あと身体的なことでいうと、もう白髪が止まらん。それも髪だけじゃない、鼻から髭から。髭剃りした後掃除した時に、ほぼ白い。あと、これは個人的なことだけど、初めて言うんかな。僕25歳の時に糖尿病を発症しまして。それからもうかれこれ12年付き合っているんですかね。
駒田:一回り、12年経ったわけですね。
ハジメ:だから薬もちょっと強くして。「数値下げるのに私たちも寄り添うから」ということで、薬も変わってきたわけですよ。
駒田:さっきね、糖尿病と聞いた瞬間に「えっ」と。
ハジメ:若年性のね。
駒田:そういう場合もあるんですね。
ハジメ:もう今めちゃくちゃ多いですよ。4人に1人と言われていますからね。ひと昔前でいうと「60歳越えてからの病気」って言われていたらしいんですよ。でも今や僕たちって小さい頃からの食べ物が変わってきたじゃないですか。だから、発症時期も早まってきた世代なんですって。遺伝もあったんですけど、それで僕は25歳で発症しまして。

駒田:今日ね、久々に生のハジメさんを見て、控室で一人スラっとした人が立っているなと思って。
ハジメ:いやいやいや(笑)ちょっと待ってください。
駒田:ハジメさんも覚えてないし、バービーさんも覚えてないんですけど、昔、それこそハジメさんが25歳ぐらいの時ですかね。僕、一回バラエティ番組でご一緒しているんです。
ハジメ:えっ、どの番組とか・・・?
駒田:それがね、思い出せないんです(笑)老いなんですよ。
ハジメ:老いやな~。老いがもう止まらん!

駒田:いろんなものが渋滞していて・・・。生で見たハジメさんは、その時以来だったんですよ。
ハジメ:それで言ったら、4年か5年ぐらい経って番組の企画でダイエットして。糖尿病の数値があからさまに良くなったんですよ。で、戻るに戻れないというか、やっぱり自分のことですから頑張って継続しようと思って、食事は普通なんですけど、運動は週2回やるようにっていうのはこの10年以上継続して。
駒田:どんな運動をしているんですか?
ハジメ:家で筋トレです。ジムに行くことが億劫になっちゃう時があるので、だったら家でできることを。
47歳、駒田アナからハジメへのアドバイスも
駒田:「老い」を防止するために、何かやっているんですか?

ハジメ:防止するために、今、アプリとかも結構あるんです。脳トレアプリみたいな。僕は脳できたくないので。身体的なものはトレーニングとかしてなんとか保つようにはしているんですけど、「名前が出ない」とかっていうのはちょっとこうシナプスっていうんですかね。繋ぎとめるように「ちょっと待って!言わんといてそれ・・・思い出すまで」っていうのは僕は何とか思い出すまで頑張りますね。そういう小さい努力はしていますけど。そんなん、僕のことをあざ笑うような目で見てますけど、さっき手帳に「この前、奥さんの誕生日を忘れてしまいまして・・・」言うて。「それを今思い出しました!ハジメさん、ありがとうございました!」って言ってましたよね。必死でメモ書きしていましたよね。
駒田:これマジで妻が聴いていないことを祈りますけど・・・。
ハジメ:(笑)僕、これはもう心の中でめちゃくちゃ笑っていましたからね。

駒田:さっき、手帳に間違えた日付から正しい日付に書き直していたんです。ハジメさんが今日このテーマを選んでもらわなかったら私ちょっとどうなっていたかっていうか。間違った日付に花とか買っていった場合、本当に大変なことになりますからね。
ハジメ:そう。ダメですよ。
駒田:でも、まだ大丈夫です。37歳ですよ。放送に関しては、ハジメさんにアドバイスじゃないですけど、必ず準備をしましょうと。自分の記憶を辿ったフリートークの限界というのが40ぐらいに来ます。
ハジメ:(笑)重っ!
駒田:アドリブとか、準備しているものの中からだったら出るけど、準備していないもの、記憶の引き出しを開けてのアドリブっていうのがたぶん40歳ぐらいを境にできなくなります。
ハジメ:ごめんなさい、ちょっといろいろ落ち着いたら飲みに連れていってもらってもいいですか。
駒田:そうですね。シナプスが消えるのも、おそらくお酒も控えたほうが絶対に。20代30代の量が40代になってゴーンって来るので。私、別に医者じゃないから化学的なものがあるかはどうか知りませんけど。それは気を付けていただきたいですね。
ハジメ:わかりました。お酒は思い当たったので、酒量というか休肝日作ったりとかっていうのは努めますわ。