TBSラジオ「UP GARAGE presents GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~」毎週日曜日あさ9時から放送!

車ラヴァーの安東弘樹が朝から車について熱く語る「カーマニア」向けのプログラム。
先週に引き続き、10月18日のゲストは元WBA世界ライトフライ級王者で前人未到の13回タイトル防衛の記録を持つ具志堅用高さん。


今週は具志堅さんの「愛車に載せていた凄いもの」そして返還前の沖縄の車事情について伺いました。
元プロボクサー・具志堅用高、返還前の沖縄の車事情を語るの画像はこちら >>

<最初の愛車、セドリックに積んでいたもの>

現役引退後に免許を取得、そして最初に乗ったのが日産の「セドリック」。
このセドリックに、なんとエンジン付きのボートを載せていたことが判明しました!
ボクサー人生の幕を降ろし、第2の人生を考えたときに思いついたのが「ボートレースの選手」。
ただ年齢オーバー故プロレーサーになれず、アマチュア選手としてレースに出ていた頃があったそうです。

その時に出会ったのが、横山やすしさん。
3回くらい戦ったそうですが、横山やすしさん、めっちゃくちゃ速かったそうです。
当時、セドリックにボートを載せて、河口湖や熱海などなどに遠征していたそうですよ。
今では想像できないエピソードに、アンディ、驚愕!

元プロボクサー・具志堅用高、返還前の沖縄の車事情を語る

<返還前の沖縄について①石垣島編>

本土返還前の沖縄で暮らしていた具志堅さんですが、中学卒業まで故郷・石垣島に住んでいました。
当時の石垣島は信号なんかもなく、車に乗れるのは1年に1回、バスの遠足時のみ。
普段の移動手段は馬車や自転車だったとか。
でもって、具志堅さんの自転車は・・・台風で沿岸に流されてきた部品を組み立てたモノという、なんという強者。これぞまさにDIY!!

ちなみにその当時、どの家庭も高校生に入る時に新品の自転車を買ってもらうそうですが、具志堅さんは受験時、名前を書き忘れて石垣島の高校に進学できなかったそうです。

<返還前の沖縄について①本土編>

石垣島の受験に失敗した具志堅さんは、本土へと渡ります。
その世界は石垣島とは全く違い、、、大都会!まさにアメリカ!!
走っている車もジープやキャデラック、サンダーバードと言ったアメ車に加え、戦車なんかも走っていたとか。
返還前はドルを使っていたそうで、ボクシングで本州に遠征した時、日本の紙幣価値が分からず、苦労されたそうですよ。

そして1972年に本土返還。
その数年後、車の走行車線が右から左に変わり大混乱!
バスも曲がることができず、どう走っていいか分からなドライバーで溢れかえっていたそうです。
まさに想像を絶する経験ですよね~。

元プロボクサー・具志堅用高、返還前の沖縄の車事情を語る

◆10月18日放送分より 番組名:「GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201018090000

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