毎週日曜日、お昼12時30分からお送りしているTBSラジオ「新米記者・松本穂香です。」。
2月7日(日)の取材相手は、1月31日に引き続き、女優の有村架純さんでした!

NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』の撮影では、あまりに演技がうまくできなくて落ち込んでいた松本記者に、「今できちゃいけないんだと思うよ」という、温かいアドバイスを送ってくれたという有村さん。
「大体、仕事あるときも(家を出る)1時間に起きて、顔洗って、最近は朝晩パックしてるから、顔洗った後にパックして、してる間に、着たい服準備して、朝ご飯準備したりして…あと、白湯を飲むかな、起きたての時。白湯を飲んで、あと最近は朝リンゴを食べるのにハマってるから、ちゃんと農薬を落とす洗い方で皮のところを洗って、皮ごと食べる」
皆さん、有村さんの朝、想像できましたか?
「それはない!」とキッパリ。
外ではお酒はそんなに飲まず、飲んだとしても1~2杯だそう。ちなみに松本記者は「靴下を脱いで帰ってしまったり…」色々とあるようで。

「あるよ!それこそついこの間、1月6日の撮影の日。朝からど緊張で、相手の演者さんをビンタしないといけなかった。やっぱり、日常生活でないじゃない?人を殴るなんて。ちゃんとヒットさせないと痛かったりするから、ちゃんと当てなきゃとか、でも気持ち込めてやらなきゃとか、そういう緊張もスゴイあったし、そのシーンが山場だったから、そういう緊張もあった。そしたら次の日首が痙攣して、もう緊張しすぎて、3日くらい痙攣してたの」
と意外な答え。
どうやって緊張を良い方向に持っていくのか?
「お芝居しながら、周りが見えなくなる時と見える瞬間って自分の中にもあって、多分、どれだけ緊張してても集中力さえあれば多分それは払しょくできるんだけど、色んなことを気にして…っていうことになっちゃうと、緊張の方が勝っちゃう。もう、打ち勝つしかない!」

有村さん曰く、なにかゾーンに入る瞬間というのがあるそうです。
松本記者は、「怖いっていう気持ちとか、こういうの求められてるのかな、とか。そういうものを気にせずに、自分がやりたいことをやればいいんだっていう考えはあるんですけど、自分のやりたいことって何だろう」と葛藤してしまうそう。
これに対して有村さんのアドバイス。
「緊張しない人はいないと思う。どれだけ経験を積んでも。蟹江敬三さんが『あまちゃん』に出られていた時に、大御所さんだし、大先輩だけど、クランクインの日は本当に緊張するって言ってたの。いつまでたっても慣れないね。ハハって笑ってたの。それ聞いたときにすごく安心して。蟹江さんでも緊張するんだ!って」。
これを聞いて松本記者も安心した様子。あれ?結局松本記者が相談に乗ってもらうような形に…。

R.N ネバーギブアップねぎまさん
有村さんは以前、テレビ番組のババ抜き対決で寺田心君を相手に睨んだりと、本気になりすぎてしまい怒られたそうですが、有村さんは普段から色々負けず嫌いなのですか?
「ゲームごとは熱くなっちゃいますね。例えば家族で人生ゲームとかテレビゲームとかやって、負けたくないから本気で戦ってましたね。」
女優さんは負けず嫌いの人が多いそう。でも、仕事ではライバル心むき出しになることはないが、ゲームだと真剣にやってしまうそうです。
付いていきたいと思う先輩の条件は、“道を切り開く力”取材の最後は、毎回恒例「虫食い格言ボード」。
今回は、「付いていきたいと思う先輩の条件は○○」
▼格言を記入する有村架純さん

有村さんの答えは、「道を切り開く力」

自分が良くしてもらっている先輩たちを見ていると、自分が選択したことを必ず自分のものにしているという有村さん。その背中をみていると、大きく、力強く見え、何より楽しそうだと。そういうエネルギッシュな部分に惹かれるそうです。
最後に、松本記者が先日、有村さんのドラマの現場に伺った際、「お会いするたびに、眩しさがスゴイ勢いで…パーンと開いている感じ」と印象を伝えると、有村さんも松本記者に対して、「目の輝きヤバッ!」と思ったと返していました。
良き先輩・後輩という雰囲気がそこかしこに漂っていた2回の放送。有村架純さん、貴重なお話、ありがとうございました!
◆2月7日放送分より 番組名:「新米記者・松本穂香です。」
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