TBSラジオ『パンサー向井の#ふらっと』毎週月曜日~木曜日 朝8時30分から放送中!
7月4日(月)の放送は、毎週10時40分ごろにお送りしているコーナー『シェアオフィス「ザ・専門」』で様々な専門家を演じてくれているロバートの秋山さんがふらっと遊びに来てくれました。
『シェアオフィス「ザ・専門」』にて放送された『サスペンス終わり際コメディ作家・知元幸昌』誕生の裏話をきっかけに、秋山さんのネタ作りや着想のルーツについて、月曜日パートナーの滝沢カレンさんとお話を伺いました。
(向井):台本とかも別にないわけですよね?
(秋山):なんとなく流れにはしてくれてるやつもあったりするよ。とかもう完全フリーのやつとか。
(向井):完全フリー!?
(滝沢):あるんだ!
(秋山:「やってみよ、これ。」みたいなやつ。
(向井):完全フリーで喋り出すんですか?
(秋山):やるやつは決まってるけど、なんかそっちの方が戸惑ってて面白かったりするから。やってみようみたいな。
(向井):引っかかるモノって。例えば「サスペンス終わりのコメディ」も秋山さんが何かを見ていて、なんかここ面白いなって思うわけじゃないですか。
(秋山):思ってた。思ってた。もうメモってた、携帯に。
(滝沢):すごい、メモってるんだ。
(秋山):何なんだろうな、と。
(※中略※)
(向井):ロバートさんのコントとかでも、アスリートのCMのネタあるじゃないですか。
(滝沢):あれ大好き。
(向井):あれもちょっと『ザ・専門』ぽいですよね。
(秋山):そうそうそうそう。
(一同):(笑)
(向井):あれ、何でしたっけ?
(秋山):あいつはとにかくアスリートのCMの人のなんつうの、言い方というか、ちょっと抜いて喋る、っていうか。
(向井):ちょっと棒読みっぽい。
(秋山):そうそう。普通に言うと「俺たちアスリートは!エネルギーゴールド!!」なのに。駄目なの、それだと。先輩からの伝統があるから。「オレタチアスリートハエネルギーゴールド」じゃなきゃ駄目なんですよ。あれはもう。
(向井):それを教える人っていうコントですもんね。
(秋山):そのコンプライアンス。そこに巧さはいらないよ、っていうコンプライアンスがあるんですよ。
(向井)それもなんかテレビでCMとか見てて。
(秋山):見てて、なんでいつも棒読みなの?って思う。そんなに時間がないの?現場の監督さんとか。もっと演技指導したら良いの撮れるはずなのにどうなの?って思うんですよ。海外のスターとかもっとひどいじゃないですか。ボルトとかも30秒で仕上げたんかいっていうような。絶対あれもっと撮り直せるけど多分横にいるの、大人が。「まいて、時間ない。」
(向井):「あんまやらせないで。」とか。
(秋山):もうちょっとやったら絶対引き出せるのに「わかりました」って。
(向井):その感じが面白くて、コントにしたいな、とか。
(秋山)そうそうそうそう。本当にそれも見て、ジーコのやつとかずっと子供のときも思って。ジーコ、スーパースターに言わすやつがさ、ひどいのよ。「ジーコ、ジーコ、ジーコ」って言ってなんかネジ巻かすんだけど、それでよくOK出たな、って思うのよ。「ジーコ…」「はい、OKです。」って多分演出家、言ってるよ。「もうちょっと粘ったら良いの出せるんだけど。だよな。時間ねえよな。スーパースターだし。これで流そう」だろ。多分あれ。その感じを子供のときに見て。
(滝沢):全部、子供の頃から思ってたんですね。
(向井):ここ面白い、って思う感覚とかが変わらないんですね。
(秋山):変わらないかもしれない。変なCM見たりとか、全国か、全国じゃないか、とかも見てた。
(向井):そのCMが?
(秋山)そうそう。テレビ番組とかもなんかこれって地元で活躍する人たちなのかな?とか。
(向井):「ローカルっぽい」って子供のときはわかんないじゃないですか。
(秋山):わかんない。それこそローカルスターが、東京来たときに「出てないじゃん、あの人、東京では」みたいなのあるじゃん。
(向井)ちょっとずつ気づき始める。
(秋山)「あ、地元だけなんだ」みたいな。
(向井):いや、アンテナすごいな、ってやっぱり思うんですけど。
(秋山):それがあるから全部ネタにできてるのかな。
他にも『クリエイターズ・ファイル』のお話から、NSCに入りたての頃の話、秋山さんが最近面白いと思う若手芸人までたっぷり聴いています!