TBSラジオ「バービーとおしんり研究所」毎週火曜日よる9時30分から放送!

4月25日配信分

バービーとおしんり研究所。4月は、バービーと、マンスリーパートナー・秋元才加でお送りしました。

「社会派っぽいレッテルを貼られがちで…」バービー×秋元才加の画像はこちら >>

AmazonMusic限定の「はみだしおしんり」。4月25日配信分では、こんな話に…。

バビ:今年のテーマ、設定してなかったなぁ。

秋元:私は毎年、自分のなかの基準ですけど、「後退しない」っていうのは決めてますね。それが他人基準じゃなくて、自分の基準のなかで1ミリでも2ミリでも自分が進んでいたり、なにか成長していたらいいなと思っています。で、ここ2~3年は頑張らないっていうことをテーマにしてました。

バビ:あれだ、風の時代。

秋元:それは風の時代なんですか?(笑)なんか、無意識に頑張りすぎちゃう。これはアイドル時代からあるんだと思うんですけど、頑張りすぎちゃうクセがあるから、頑張らない。

バビ:たしかに、みんな頑張らないことがテーマだった時期があったかもね。緊急事態宣言でバーっと一人の時間が増えたり。頑張りたくても頑張れない時間が増えたとき、みんな気付きはあったかもね。

秋元:いろんな気付きがありましたよね。

バビ:自分のテーマじゃないけど、この4月で私は多分、レギュラーでいうとバラエティから報道に変わりつつある…(笑)報道とかラジオとかにレギュラーはシフトしていったかな。でも逆にいうと、単発のドバラエティーも増えてきたかな。すごくいいバラエティーとか執筆、報道、あと自分の町おこしとか、すごく良いバランスで面ができてしっかりやれてるなって感じで、今年はそれを享受したいなと思っております。

秋元:バービーさんの働き方って結構憧れというか、理想のライフスタイルというか、仕事の感じだなって思っています。

話は、バービーさんがTBSラジオで担当していた土曜の生放送『週末ノオト』のことに。最初は、週末のお出かけ情報番組として始まったはずが、いつしか超社会派番組になったという話から…

バビ:すごい社会派でしたね…。

秋元:でも一社会人なんだから、そういうことってもっと話していいと思うんです。

バビ:そうね。立場に捉われずね。

秋元:だって一国民だし。だけど私もそんなに喋ってるつもりもないんですけど、「私はこう思う」みたいなことをSNSでつぶやいたり、聞かれたときにお話すると、やっぱり社会派っぽい感じのレッテルを貼られがちで。

これはバービーさんもそうかもしれないですけど、「今の女性はこう思っている」ということを求められるというか。そういうブームと言ってはいけないんですけど、この2~3年は「こういう若い女性の意見が欲しいんだろうな」というオファーが来るようになって。で、あるときにビックリしたのが、私の肩書が「俳優・活動家」って書かれていたんですよ。

「社会派っぽいレッテルを貼られがちで…」バービー×秋元才加

バビ:えっ?アクティビストになっちゃったの?

秋元:私、活動家と言われるほど活動してないし。社会人として話したことが活動家になってしまうのであれば、結構嫌だなと。これは難しい話だし、女性はとくに社会に対して発言しちゃいけないっていうことの表れというか、まだまだ珍しいこととされているんだなと。

バビ:フリになってるよね。あんまり喋らないという現状があるから、喋る人が目立つというか。

秋元:そうそう。みんなが喋っていたらきっと目立たないけど、「こんなにまだまだ珍しいことなんだ」って思って、それが嫌になっちゃったときもありましたね(笑)

バビ:わかります、私もそういう反抗期を迎えた。祭り上げられるんだよね。ヨイショされちゃったり、あと私も普通のことを喋っているつもりなのに、ジャンヌダルクと思われるんだよね。

みんなを先導している人と。

秋元:「リーダーシップとしてお話してください」みたいな。でも全然リーダーシップにもなりたくないし、そういうつもりで発言もしていないですし。「そういう捉え方されても困ります」っていうのも意識高いって思われているんじゃないかという。でもかといって、それが嫌になって発言しないっていうのもなんだかね。そういうジレンマで。こういう自分の口から発言できる媒体を選んでお話するみたいな。

バビ:私も「活動家」みたいな書かれ方をしたときもあったけど、そのときは伏せつつ、「こんな風に言われるならもっとやってやろう」って(笑)

秋元:アハハハハッ!だから私とかは強い女性と思われているんだろなと。ビジュアルも強そうなので。

バビ:宣材写真もキリっとしてるもんね。

秋元:そう(笑)そういうことに悩んだりもしましたね。

バビ:もっとみんなでフラットに言えたらいいのにね。

秋元:みんなで歩み寄って話せたらね。

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