TBSラジオでは2月3日(月)から3月31日(月)までおよそ2か月間にわたり「#今こそ牛乳キャンペーン」を開催します!

「#今こそ牛乳キャンペーン」とは?

3月に入ると春休みで学校給食が無いなどの理由で牛乳の消費が減りますが、一方で生産量はピークを迎えます。
そんな時期でも、酪農家の皆さんが、安心して牛乳を生産できるよう、TBSラジオのリスナーの皆さんと一緒に、牛乳の消費拡大を目指していくことがこのTBSラジオが主催するこの牛乳キャンペーンの目的です。
また、牛乳をつくる酪農家が全国1万戸未満になり、酪農を辞める、廃業する、離農に歯止めがかからない状況です。

そんな酪農の仕事について深く楽しく知る特別番組をキャンペーン期間中に放送します。
TBSラジオの「牛乳キャンペーン」は今回で3回目で、今年はキャンペーン趣旨に賛同する「よつ葉乳業株式会社」と「関東生乳販売農業協同組合連合会」、2社の協賛でお送りします。

記者発表会の様子をレポート!

キャンペーン初日の2月3日(月)にTBS放送センターで記者発表会を行いました。
まずは今回のキャンペーンについて司会の白井京子さんから。

白井:「#今こそ牛乳キャンペーン」ではリスナーの皆さんに牛乳の消費拡大を促すキャンペーンCMを放送するほか、TBSラジオの各番組で牛乳にまつわる特集コーナーを実施したり、よつ葉乳業さんのご提供による60分の特別番組も放送します!
キャンペーンのタイトルに「#今こそ」という言葉が入っていると思いますが、これには〝今こそ、酪農家の皆さんの現状を多くの人に知って欲しい〟という思いが込められています。
現在、物価上昇、飼料や資材、燃料価格などの高騰で生産コストが非常に高くなっているだけでなく、牛の個体販売価格が低迷していて、今のままの収入ではコストの増加分を吸収できていない状況にあります。
全国の酪農家の戸数が初めて1万を割り込み、生産者の担い手不足、経営悪化などで、離農=酪農から離れる人に歯止めがかかりません。物価上昇は、我々も肌で感じておりますが、牛乳・乳製品の消費の低迷にも少なからず影響していて、特に「牛乳」の消費低迷が顕著です。
このような厳しい酪農の現状をより多くの人に深く理解して頂き、未来の「食」を守るためにも、酪農家の皆さんを応援して、酪農の仕事の魅力なども、キャンペーンを通じて伝えたいと考えています。

さらに会場では、この記者発表会だけの特別メニュー!
「特選 よつ葉牛乳」、よつ葉牛乳を使用して作った「ミルクキッシュ」「ミルクもち」が提供されました!

牛乳の生産量は3月がピーク!今こそ牛乳を飲んでほしい!の画像はこちら >>

そして、今回のキャンペーンパーソナリティを務める、ガールズバンドGacharicSpinのマイクパフォーマー、アンジェリーナ1/3さんが登壇!

牛乳の生産量は3月がピーク!今こそ牛乳を飲んでほしい!

アンジェリーナ1/3:帯広へロケに行き、実際に酪農家さんの声を聞きながら、いま現状がどうなっているのかお伺いしました。
大変なことは沢山あると思いますが、酪農家さん達は明るくこのお仕事をなさっていました。
牧場で仔牛と触れ合ったり餌やりを見させていただく機会をいただいたことで酪農というお仕事が自分にとって身近なものに感じ、みんながもっと楽しむような気持ちでこの現状に向き合うことが出来たら、もっと明るい世の中になって、酪農業界を支えられるようになるのではないかと思いました。


今ここに来てくださっている皆さんのお顔を見て思うのは、牛乳を飲んだ後ホッとした顔をしていたんですよね。その温かい輪を広げていきたいと思います。
まずはとにかく、酪農業界というものが遠いものではなく身近なものであることをラジオで伝えていきたいです。
今年も参加させていただけることがとても嬉しいです!

牛乳の生産量は3月がピーク!今こそ牛乳を飲んでほしい!

今回のキャンペーンの協賛社である「関東生乳販売農業協同組合連合会」提供番組パーソナリティの、石川實さんも登壇しました!

牛乳の生産量は3月がピーク!今こそ牛乳を飲んでほしい!

石川:この番組のスタートは僕の番組を聴いていた1人の酪農家さんが直接、どうにかしてくれ!一緒に番組をやりたい!と訴えてきてくれたことが始まりです。それ以来、今では毎週必ず酪農家さんのお話を放送させていただいていて、数か月に一度は僕も牧場に行って現地の様子をお伝えすることを続けています。
ラジオというのは一方通行ではないので、リスナーさんからもいろいろな意見をいただきます。酪農家さんは本当に寝る暇も無いほど牛の面倒を見ているので、実際消費者がどんな風に牛乳を飲んでいるのか、美味しいという声も聞いたことが実は無い中、リスナーからの声を番組で読ませていただくと、厳しい状況の中でも希望が持てるというよう意味で、双方のプラットフォームのような存在でいさせてもらっています。
牛乳というのは毎日あるもので、子供のときから親しんでる当たり前のもので、正直目新しさは無いです。だからこそ毎週必ず延々と伝え続けることが大事だとずっと思っています。ただそこに毎日ある大切さ、これに僕たちは鈍感なんじゃないかということを、あるリスナーの方に教えていただきました。
そのリスナーの方は「樂吃購(ラーチーゴー)!」という、香港と台湾の人たちが日本に観光旅行に来るときに見る観光ウェブサイトの主催者で、アクティブユーザーは約290万人いるそうです。
それを見て、どこに行こうか、何を買おうかという人が香港と台湾だけで年間690万人以上も日本に来るそうで、この人たちが今日本で一番コンビニで買うものは牛乳とのことです。


香港や台湾だけでなく、訪日外国人全体でもコンビニの売り上げの飲料のNo.1は、実は牛乳なんですよね。
アンケートによれば「圧倒的に美味しい」というのが理由で、このウェブサイトでは何回にも渡って牛乳特集を組んでいます。まず日本の牛乳の基礎知識や、各ブランド飲み比べ、よつ葉乳業さんの北海道ミルクツアーという特集ページまでやっていて、どの牧場を巡ってアイスクリームを食べて、牛乳を飲むかというような特集も組まれていました。
そんな風に、僕たちには当たり前の日本の牛乳が海外の人から見ると特別な飲み物であることを教えていただきました。
それを作ってくださる酪農家の皆さんと、乳業メーカーと組合の皆さんと一緒になって、この当たり前をもう一度、本当の価値を皆さんに感じてもらえるように、2ヶ月間、また通常と同じように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

牛乳の生産量は3月がピーク!今こそ牛乳を飲んでほしい!

最後に、今回のキャンペーンの特別番組についてメインパーソナリティのアンジェリーナ1/3さんとTBSラジオ・阿部千聡プロデューサーより紹介!

牛乳の生産量は3月がピーク!今こそ牛乳を飲んでほしい!

アンジー:よろしくお願いします!

阿部:TBSラジオ制作の阿部と申します。よろしくお願いします。

白井:先ほど、アンジーから帯広の酪農家さんを取材したと伺いましたが、どんな特番になりそうですか?

アンジー:まず酪農家さんの現状を知っていただきたいというのがあります。もっと身近に、いまどんなことが起きていて、実は酪農業界がすごく発展していて、もっと働きやすい環境になっているんだよっていう、本当の意味での現状を知ることが出来る内容になっています。

阿部:今年のキャンペーンには「今こそ」という言葉が入っており、酪農家の方に注目しようというのがこれまでと違うところです。私自身も帯広へ行って驚いたのが、テックが進化しているということ。

ハイテクな病院のように牛一頭一頭の健康面がデジタル管理されていて、働く方の環境もかなり改善されていました。大きい機械が沢山ありましたよね。

アンジー:体調が悪くなってしまった牛さんを瞬時にパソコンのデータで管理していました。

阿部:寝ずに見張ることは無いんだよね、ということを言われて。あと私がマスコミの人として1つご指摘を受けたのは「テレビで牛の出産をやる時に引っ張るじゃないですか。あれは牛の子宮を痛めるから止めてほしいんですよね。」という、意外と知らないことが学べて、60分の番組の1コーナーのつもりだったのが、私達がいろいろ訊きまくってしまいたっぷり1時間半くらいご案内いただきました。

アンジー:実際に足を運んで現状を知って、酪農の仕事は楽しそうだと思うとともに、何か自分も力になれることはないか、という意識が芽生えました。

阿部:すごく魅力的な職業だと分かりました。汚い・つらい・苦しいということはもちろんあると思いますが、その先にある酪農家としての未来や魅力を知ることが出来ました。私は普段バラエティー番組を作っているので、面白く、あまり説教臭くすることなく、アンジーさんが肌で触れて体験したことを多くの皆さんに共感してもらえるように作れたらと思います。

白井:収録はこれから!ということでアンジーさん、がんばってください!ありがとうございました!

(TBSラジオ『お知らせ』より抜粋)

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