旅行に出かける際、重要なことのひとつが宿選び。その宿の人気の高さは選ぶときの参考になるのではないでしょうか?JTBがお客様アンケートの評価やサイトの閲覧数をもとに総合的に作成している、全国ホテル・旅館ランキングから、気になる旅行先のランキングを紹介しています。
北海道から九州まで、これまで紹介した29温泉のホテル・旅館ランキングを地域ごとにまとめました。

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北海道・東北
“温泉のデパート”と呼ばれる「登別温泉」【北海道】

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北海道を代表する温泉地、登別温泉。古くは病気や怪我の療養をする湯治場として利用されていました。自然湧出量1日1万トン、源泉温度45~90℃の高温で、9つの種類の泉質が湧くことから、「温泉のデパート」と呼ばれるほど。湯めぐりも楽しめます。

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阿寒国立公園内の自然に囲まれた温泉地「川湯温泉・摩周湖・屈斜路湖」【北海道】

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北海道弟子屈町にある川湯温泉は、阿寒国立公園内の自然に囲まれた温泉地。人気の名湯、群馬県草津温泉と泉質が同じで、殺菌作用が高く、保温効果もあるため、古くから湯治場として親しまれてきました。1~2月ごろには、空気中の水分が凍りついてキラキラと輝いて見えるダイヤモンドダスト現象が観測できます。

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12の温泉地からなる東北屈指の温泉郷「花巻温泉」【岩手県】

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岩手県花巻市にある花巻温泉郷は、異なる特徴をもつ12の温泉地からなる東北屈指の温泉郷。宮沢賢治や高村光太郎など文人たちにもゆかりがあり、湯治場として親しまれていました。宮沢賢治が設計した日時計花壇のあるバラ園や宮沢賢治記念館、台川沿いにある釜淵の滝などの観光スポットも点在しています。

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仙台駅から車で約30分「秋保温泉」【宮城県】

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約1500年もの歴史ある秋保温泉は、同じ宮城県にある鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに「奥州三名湯」のひとつとしても有名です。
仙台駅から車で約30分のアクセスの良さも魅力。

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関東
世界遺産の日光東照宮まで車で30分「鬼怒川温泉」【栃木県】

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栃木県の鬼怒川温泉は、江戸時代に発見され、当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという由緒正しき温泉。世界遺産の日光東照宮までは車で30分ほど、周辺は豊かな自然に囲まれ、観光地や景勝地、レジャー施設も多数あり、幅広い年代の方が楽しめます。

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新型コロナの感染を抑える作用も「草津温泉」【群馬県】

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群馬県の草津温泉は、古くから「日本三名泉」として大人気の温泉地。最近では、草津温泉の湯畑源泉の温泉水に新型コロナウイルスの感染を抑える高い作用があるとの実験結果が発表され、「手洗乃湯」が設置されました。東京から約3時間とアクセス便利なのも魅力。

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温泉まんじゅう発祥の地「伊香保温泉」【群馬県】

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群馬県の榛名山の中腹に位置する伊香保温泉は、草津温泉と並び県を代表する名湯。温泉は茶褐色の湯が特徴の「黄金の湯」と無色透明な「白銀の湯」があり、刺激が少なく肌に柔らかな湯が特徴です。温泉まんじゅう(湯の花まんじゅう)発祥の地としても知られています。

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昭和レトロの雰囲気が味わえる「四万温泉」【群馬県】

奥四万湖 © Shutterstock.com

群馬県吾妻郡中之条町の四万川沿いにある四万温泉は、「四万(よんまん)の病を癒やす霊泉」といわれ、鎌倉時代からその名が知られています。信号やコンビニがひとつもない都会の喧騒から離れた土地で、喫茶店や遊技場など昭和レトロの雰囲気が味わえるのも魅力。温泉と合わせて、奥四万湖や四万川でのアクティビティで大自然を満喫できます。


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標高1,800mから遠くの山々を望める「万座温泉・嬬恋」【群馬県】

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群馬県上信越高原国立公園の高山温泉郷にある万座温泉は、「軽井沢の奥座敷」と呼ばれ、古くからたくさんの人が湯治に訪れる温泉地。標高が1,800mと非常に高く、遠くの山々を望む露天風呂が数多くあります。は残雪と新緑、夏は避暑、秋は紅葉、そして冬はスキーなど、一年を通じて楽しめるのも魅力。

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東京から1時間半の豊かな自然「箱根湯本温泉」【神奈川県】

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東京から約1時間半で、車でも電車でもアクセスしやすい神奈川県の箱根湯本温泉。箱根の玄関口として発展し、豊かな自然に囲まれた中に、史跡・文化財など観光スポットも多数ある魅力あふれる地域。飲食店や土産物店も充実しており、人気の高い観光地です。

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中部
能登の里山風景と雄大な日本海を望む「和倉温泉」【石川県】

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石川県の七尾湾に面した和倉温泉は、能登の里山風景と雄大な日本海が広がる温泉地です。泉質は、豊富な塩分を含み、殺菌効果や湯冷めを防ぐ保湿効果、毛穴を引き締め、なめらかにする美肌効果が期待できるとか。

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観光農園やワイナリーも近い「石和温泉」【山梨県】

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新日本観光地100選にも選ばれている石和温泉は、山梨で最大規模を誇る全国でも屈指の温泉郷。1961年、ぶどう園から高温の湯が湧き、付近の川に流れ出してできた「青空温泉」が始まりとされています。周辺には、ぶどうや桃などの観光農園、県立博物館、ワイナリーなど見どころもたくさん。

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野生の猿が温泉に入る地獄谷野猿公苑の近く「湯田中渋温泉郷」【長野県】

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長野北部の志賀高原の入り口に位置する湯田中渋温泉郷は、9つの温泉街(湯田中温泉、新湯田中温泉、渋温泉、安代温泉、地獄谷温泉、穂波温泉、星川温泉、角間温泉、上林温泉)が連なる温泉地。
開湯は1300年前といわれ、古くから多くの文人墨客に愛されました。地獄谷野猿公苑では、世界で唯一、温泉に入る野生のニホンザルを間近で観察できます。

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日本一星空が綺麗な村にある「阿智昼神温泉」【長野県】

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昼神温泉のある阿智村は、2006年、環境省に認定された「日本一星空が綺麗な村」。アルカリ性単純硫黄泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効くといわれ、肌の古い角質を取り除き、なめらかにする「美肌の湯」としても人気の温泉を、美しい星空と共に堪能できます。

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首都圏からのアクセスが便利で秘湯感もある「白骨温泉」【長野県】

© 松本市

長野県松本市安曇地区に位置する白骨温泉は、秘湯感もありながら首都圏からのアクセスが便利なのも魅力。冠水渓や竜神の滝など、雄大な自然を感じられるスポットも点在しています。昔から“3日入れば3年は風邪をひかない”といわれる名湯で、婦人病や神経症などに効果があり、飲めば胃腸病や内臓疾患にも良いとか。

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刺激が少なく優しい肌当たりのお湯「下呂温泉」【岐阜県】

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岐阜県飛騨地方に位置する下呂温泉は、兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並ぶ日本三名泉のひとつ。pH値9.2のアルカリ性単純温泉で、刺激が少なく優しい肌当たりです。飛騨の特産物やグルメ、豊富な観光スポットなど、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力。

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武田信玄ゆかりの湯治場「平湯温泉」【岐阜県】

© 飛騨・高山観光コンベンション協会

平湯温泉は岐阜県の高山奥飛騨温泉郷の中でも最も大きく歴史の長い温泉地。武田信玄ゆかりの湯治場として栄えました。
活火山の焼岳と乗鞍岳を熱源としているため、さまざまな泉質の湯めぐりを楽しめます。周辺には上高地、飛騨高山、白川郷など、日本有数の観光地が数多く点在。

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東京から40分、海鮮やスイーツの名店も多数「熱海温泉」【静岡県】


静岡県の熱海温泉は東京から新幹線でわずか40分。1日の総湧出量約2万4,000トンと豊富な湯量を誇り、肌に優しい弱アルカリ性で、湯のあたりがやわらかいのが特徴です。熱海駅前から続く商店街で、気軽に新鮮な地元の海鮮を味わうことができるほか、スイーツの名店もたくさんあります。

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近畿
川下りやトロッコ電車も楽しめる“京都の奥座敷”「湯の花温泉」【京都府】

保津川下り ©Shutterstock.com

京都市の中心部から西へ約7kmの亀岡市に位置し、「京都の奥座敷」と呼ばれる湯の花温泉。保津川下りを楽しんだり、山間を走るトロッコ電車に乗って、嵯峨・嵐山方面へ足を延ばすのもおすすめです。

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大阪から1時間、神戸からは40分「有馬温泉」【兵庫県】

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豊臣秀吉が通ったことでも知られ、「関西の奥座敷」とも呼ばれる兵庫県神戸市の有馬温泉は、日本三古湯のひとつで、群馬県の草津温泉、岐阜県の下呂温泉とともに「日本三名泉」としても有名。泉質は療養泉として指定されている9つの主成分のうち7つが含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉。大阪から約1時間、神戸からは約40分というアクセスの良さも魅力です。

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個性的な7つの外湯を楽しめる「城崎温泉」【兵庫県】

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開湯1300年以上の歴史があり、奈良時代から人々に愛される城崎温泉。外湯めぐり発祥の地ともいわれており、城崎温泉発祥の地「まんだら湯」や、天下一と称賛された「一の湯」、滝の音に満ちた「さとの湯」など、個性的な7つの外湯を楽しめます。
温泉街の大谿川沿いの柳並木に架かる石造りの太鼓橋は、国指定の登録有形文化財で、城崎温泉の象徴的な場所。

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中国・四国
高濃度のラドンを含む放射能泉で新陳代謝が活発に「三朝温泉」【鳥取県】

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鳥取県の中部にある三朝温泉は開湯850年。泉質は高濃度のラドンを含む放射能泉で、新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるともいわれています。温泉街の神様「お薬師さん」が祀られている広場にある薬師の湯は、無料で足湯だけでなく飲泉も可能です。

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“美肌の湯”や“神の湯”として人気の名湯「玉造温泉」【島根県】

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島根県松江市にある玉造温泉は、「出雲国風土記」や「枕草子」の中にも名前が登場するほど歴史があり、日本最古の湯のひとつ。「美肌の湯」や「神の湯」として人気の名湯で、泉質を生かした美肌スポットやグルメはもちろん、縁結びスポットなど街歩きも楽しめます。

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聖徳太子も入ったといわれる日本最古の温泉「道後温泉」【愛媛県】

道後温泉本館 ※現在、営業しながら保存修理工事中 © Shutterstock.com

日本三大古湯のひとつである愛媛県の道後温泉。日本書紀や源氏物語にも登場し、聖徳太子も入ったといわれる、3000年の歴史を持つ日本最古の温泉です。温泉街には明治から大正にかけて建造された重要文化財の建物が並び、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

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九州
佐賀県を代表する温泉地「武雄温泉」【佐賀県】

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武雄温泉は、嬉野温泉と並び、佐賀県を代表する温泉地。武雄温泉のシンボル的な存在である竜宮城のような楼門は、国の重要文化財にも指定されています。近郊には有名なコーヒー店が入っている武雄図書館や、四季折々の自然を楽しめる御船山楽園等、話題のスポットも豊富です。


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緑豊かな山々に囲まれた温泉地「黒川温泉」【熊本県】

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黒川温泉は、熊本県と大分県との県境にある緑豊かな山々に囲まれた温泉地。湯布院や別府と共に九州を代表する温泉地のひとつです。30軒ほどの宿があり、宿と里山の風景を「一つの旅館」として、温泉街全体が温かい雰囲気で旅の疲れを癒やしてくれます。

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圧倒的な湧出量と源泉数を誇る「別府温泉」【大分県】


大分県別府市にある別府温泉は、圧倒的な湧出量と源泉数を誇る温泉地。泉質の異なる温泉が数百あり、別府の温泉地帯は「浜脇温泉」「別府温泉」「亀川温泉」「観海寺温泉」「堀田温泉」「明礬温泉」「鉄輪温泉」「柴石温泉」の8つのエリアにわかれていて、「別府八湯」と呼ばれています。

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300年もの歴史を持つ砂むし風呂が名物「指宿温泉」【鹿児島県】

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薩摩半島の南端、錦江湾の入口に位置する指宿温泉。指宿市内には1,000カ所を超える泉源があり、豊富な湯量を誇ります。通年を通して温暖な気候の本州最南端のリゾート温泉地で名物は、300年もの歴史を持つ砂むし風呂。海岸に自然湧出する温泉で温められた砂の中に横たわりながら汗を流すもので、血行促進が期待でき、ダイエット効果もあるとか。

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いたるところで温泉が湧く“別府の奥座敷”「湯布院温泉」【鹿児島県】

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大分県由布岳の麓に広がる湯布院温泉は、江戸時代から「別府の奥座敷」として多くの人に親しまれてきました。温泉湧出量は毎分約3万9,000リットルという豊富な湯量を誇り、いたるところで温泉が湧いています。お湯は、肌当たりが柔らかい無色透明の単純温泉が主です。湯布院のシンボル「由布岳」、神秘的な湖「金鱗湖」など、観光スポットも目白押し。

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※記事公開時の情報です。JTBホームページのランキングは毎月更新されます。
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