「ドナルド・トランプ氏のことは、子供の頃から知っているわ。彼は、本当にナイスガイなの。」 「TVでは、特定の人々について色々な話が出るわ。
だけど本当の彼は、とってもスウィートな人。だから私、彼のことは大好きなの。」
大統領選の前からそう語り、選挙でもトランプ氏に票を入れたというパリス・ヒルトン。大統領の娘イヴァンカとも友人関係にあるパリスがこのほどインタビューに応じ、「トランプ氏にセクハラを受けた」と名乗り出た複数の女性達を痛烈に批判した。

このほどパリス・ヒルトンが『Marie Claire』誌の取材を受け、男女同権の大切さに言及。このように話した。

「女性達に力を与えること、そしてガールパワーがとても大事よ。
私もフェミニズムについては大賛成だわ。」

そのパリスとの対談で、同誌はドナルド・トランプ大統領を話題に。複数の女性が大統領選を前に「過去にトランプ氏からセクハラを受けた」と主張した件について意見を問われたパリスは、大統領を擁護すべくこう話した。

「そういう女性達って注目を集めたいだけなんだと思う。そう、きっと有名になりたいのよ。」

また大統領による「女性のアソコをガッと掴めばいい」といった下品極まりない発言リークについても、パリスはこのように庇っている。

「男の人達が、すごくクレイジーなことを口走るのを聞いたことがあるわ。もっと酷いことを言う人もいる。
録音されていると気づいていなければ、いろんなことを言ってしまうものだわ。」

ちなみにトランプ大統領は過去にパリスのことを「超美人だ」「パリスの元恋人が撮影し後に発売されたセックステープも観た」と語っていたが、これについてもパリスは「知っている」として、こうコメントしている。

「あれはハワード・スターンのインタビューでトランプ氏が言ったことなのよ。ハワードは変なことを言うのが好きな人だし、ゲストも普段は言わないようなことを言ってしまう。だから気持ち悪いなんて思わなかったわ。普段はとても丁寧に扱ってくださるもの。」

最近は「仕事もできる堅実派」というイメージのあったパリスだが、今回の発言に多くの人々が反発し「結局はリッチな愚か者だ」「パリスの意見なんかどうでもいい」という厳しい声も多くあがっている。なおパリスは決して政界に興味が無いワケではなく、過去にはいつか大統領選に出馬する可能性も否定せず「パリス大統領…とっても良い感じだわ」と語っていた。


カニエ・ウェストやリンジー・ローハンも将来的な大統領選出馬に意欲があると明かしており、多くのアメリカ人が「トンデモない世の中になった」とため息をついている。「次はタレントではなく政治の専門家が大統領になるべき」という声も増えているが、トランプ大統領の任期終了後にアメリカ人はどのような決断を下すのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)