全身性エリテマトーデス(ループス)を患い、化学療法などを受けたものの「一生完治しない」と明かしていたセレーナ・ゴメス。しかしその後少しずつ悪化し、ついには腎臓がほぼ機能しない状態に。
移植待機者リストに載り一時は「もうダメだ」と絶望しかけたというが、夏には友人の腎臓を譲り受けて手術に踏み切った。

このほどセレーナ・ゴメスが、腎臓ドナーとなった友人で女優のフランシア・ライサと揃ってNBCのテレビ番組『Today』に登場。その中で、以下のように語っていることが明らかになった。

「もう私の腎臓は両方ともダメだった。」

そして誰にも「腎臓を提供して」とは言えなかったセレーナだが、そんな彼女に「私の腎臓をあげたい」と自ら申し出たのがフランシアだったという。

この時のセレーナの病状は命にかかわるほど悪化していたといい、フランシアはまさに「命の恩人」と言える。『TMZ』によると、5月には腎臓が機能しなくなり病院に搬送されたとのこと。
その時点で移植が必要な患者のリストに名前が載ったという。

検査、手術、入院、退院後の生活管理―ドナーとして負担が大きいことを知りつつ、フランシアは迷う様子もなかったそうだ。そんな情深い彼女について、友人は9月に『Us Weekly』の取材を受けこう話していた。

「2人は、まるで姉妹のような仲なんです。」
「フランシアは大家族の出身で、セレーナのことも妹のように思ってきました。セレーナ本人から『適合するか検査を受けて』なんて依頼すらされていなかったんですよ。フランシアなら、どの友達のためであろうと臓器を提供するでしょうね。」

なおインタビューの全容は、米時間30日、31日に放映される。


画像は『Selena Gomez 2017年10月26日付Instagram「Wolves is out now!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)