カーダシアン&ジェンナー姉妹の末っ子カイリー・ジェンナーの第1子ストーミーちゃんは、現在5か月になる。「超キュート!」と評判だが、このほどカイリーがSNSにアップした動画と画像にピアスをしたストーミーちゃんが映っていたことから、「時期尚早なのでは?」とバッシングを浴びているようだ。


カイリー・ジェンナーが恋人トラヴィス・スコットとの間にもうけた愛娘ストーミーちゃんは、ぽってりした唇やゆるくウェーブがかかった髪が「可愛い!」とファンの間で大人気の赤ちゃんである。

先月には、Instagramにアップした写真のうちストーミーちゃんの部分だけをカットしたり「今は娘の写真はシェアしない」などと宣言したカイリーだが、現地時間11日にスナップチャットにて短い動画と画像をアップし、母娘の仲良しショットをお披露目した。

カイリーの髪をつかみご機嫌なストーミーちゃんが映った動画やうつ伏せになった画像には、ストーミーちゃんのフックラした手脚がしっかりとのぞいており「なんてキュート!」「パーフェクト・ベビーね」とたくさんのコメントが寄せられた。

しかしよく見ると、ストーミーちゃんの耳にはキラリと光るピアスが。これを見逃さなかったファンから「まだ生後5か月なのに、なぜこんなことをするの?」「時期が早すぎるのでは?」「ピアスの次はタトゥーか?」などカイリーの親としての選択に首をかしげる批判的なコメントが相次いだ。

実は4月に出産した異父姉クロエ・カーダシアンも娘トゥルーちゃんが生後2か月でピアスを開けており、その際も非難の声が殺到。
「外見を着飾ることしか考えてないあの家族のやりそうなこと。まだ誰も化粧をしてないのが不思議なくらいさ」など皮肉たっぷりのコメントまで届いたほどだ。

ちなみに乳幼児のピアスだが、国によってとらえ方も様々なもよう。インドでは宗教的な理由で生後3か月くらいから女児にピアスをさせることが一般的であり、スペインでは出産直後から数週間以内に病院で女児にピアスをあけてしまう習慣が浸透している。

ロチェスター大学メディカルセンターにて小児救急に従事するエリザベス・マレー医師は「ピアスの取り扱いが自身でできるようになる年齢、あるいはピアスをするかどうかの話し合いに参加できる年齢になるまでは待つべき」と『PEOPLE.com』に語っている。マレー医師はこれまでに、赤ちゃんによる小さなパーツの誤飲や、鼻の穴にパーツが入ってしまう事故例をなんども目にしてきたそうだ。


米国小児科学会(American Academy of Pediatrics)は「きちんとした知識を持ち適切な衛生処置を行えば、ピアスは何歳からでもOK。リスクもほとんどない」としているものの、やはり「子供が自身でピアスの取り扱いが可能になるまで待つのも1つのガイドラインである」と見解を示している。

個人の育った環境や考え方などによって賛否両論に分かれるトピックではあるものの、カイリーやクロエもセレブでなければここまでバッシングされることはなかったはずだ。

画像は『Kylie Jenner 2018年5月3日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)