アヴリル・ラヴィーンは2003年にすでに死亡しており、今存在する“アヴリル”は影武者だというなんとも信じがたい噂が2017年5月に一気に拡散した。ブラジルが発信元とされているが、証拠を見つけたというあるブロガーは「アヴリルは2003年、祖父の死後に自殺し、レコード会社がそっくりさんのメリッサ・ヴァンデラという女性を雇って、アヴリルのふりをさせてきた」と主張したのだ。その証拠というのはアヴリル・ラヴィーンのスタイルや筆跡の変化などで、また意味深な歌詞から彼女が死亡したのは明らかだというもの。さらに影武者メリッサが2004年のアルバム『Under My Skin』で真実を告白しようとしていたという説まであったのだ。
これまでその死亡・影武者説を否定も肯定もしてこなかったアヴリル・ラヴィーンが、現地時間10月31日にオーストラリアのラジオ『KISS 1065』で「あなたがすでに死亡しているとか、クローンがいるという噂についてどう思いましたか? 笑っちゃう?」と聞かれ、初めて口を開いた。
「ええ。私が本物の私だと思わない人がいるの。それって本当に変よ! 『なんでそんなこと思うのかしら?』って感じだわ。」
とはいえ、アヴリル・ラヴィーンが死んでしまうと思うほど辛いライム病と闘っていたのは事実。アヴリルは新曲『Head Above Water』を発表した時に、自身の公式サイトで「私は死んでしまうと思いました。自分の死を受け入れたのです。母が私と一緒にベッドに横になって、助けてくれていました。
これまでのキャリアやライム病もすべて今存在するアヴリル・ラヴィーン本人が築き、闘ってきたものだ。
画像は『Avril Lavigne 2018年9月19日付Instagram「Fighting #LymeDisease has been the hardest battle I’ve ever fought.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)