人気リアリティスターで実業家としても大きな成功を収めているキム・カーダシアンが、このほどボディシェイプ・インナーのコレクションを発表した。女性の“あったらいいな”を実現させたキムには称賛の声があがっているものの、その商品名「Kimono Solutionwear」(キモノ・ソリューションウェア)を商標登録しようと目論んだことでバッシングを受けているようだ。


セックステープ流出スキャンダルで知名度を上げたのち、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で人気を博したキム・カーダシアン。以来「私生活の切り売り」「才能もないくせに」とこき下ろされながらも、香水やコスメといったビジネスで大成功を収め、一躍“Aリストセレブ”の仲間入りを果たした。

プライベートも順調なキムは2014年に結婚したラッパー、カニエ・ウェストと幸せな家庭を築いており、査定価格6000万ドル(約64億円)とも噂されるヒドゥン・ヒルズの豪邸に現在4人の子供達と暮らしている。最近は日本版『VOGUE』8月号の表紙へのソロ登場も果たし、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

そんなキムが現地時間25日にSNSを更新し、自身の手がけたボディシェイプ・インナーが商品化されたことを発表した。SNS上で、

「去年から手がけてきたプロジェクトをやっとみんなと共有できるわ。
これは私がかれこれ15年間ずっと温めてきたアイディアよ」

とキムが自信を覗かせたのは、体型をカバーしより美しいボディラインを実現させる補正下着。そのユニークな発想で今回とりわけ注目を集めているのは、片側がショート、もう一方がミドルと左右の丈が異なるガードルタイプのシェイプウェア。体にフィットしたスリット入りスカートやドレスの着用時に重宝しそうなデザインが好評を得ている理由だ。

Instagramには、

「こういう商品をずっと待ってた!」
「これはありそうでなかったアイディアだわ」
「これからの季節にめちゃくちゃ重宝しそう!」

などポジティブなコメントが目立ち、XXS~4XLといった豊富なサイズ展開や、ライトベージュからダークブラウン、ブラックなど9トーンのカラーチョイスにも称賛の声があがっている。

「Kimono Solutionwear」(キモノ・ソリューションウェア)と名付けられたこのたびの商品、自身のファーストネーム“Kim”を含んだネーミングに本人はかなりご満悦な様子で、理想のシェイプインナーの真髄は「“Kimono”にあり」、機能性を求めるなら「“Kimono”しかない」としつこく力説している。

しかしあくまでもボディシェイプ・インナーという位置付けであり、日本の「着物」とは何の接点もないにもかかわらず、キムが「Kimono」を連呼していること、そして“Kimono”、“Kimono Body” 、“Kimono Intimates”、 “Kimono World”といったワードを次々と商標登録しようとしていることが報じられると、世間の反応は一転してしまった。
ネット上では現在、

「ネーミングと商品名がミスマッチすぎる」
「“キモノ”は日本が誇る伝統文化。商標登録しようなんて図々しすぎ!」
「“Kimono”じゃなくて、“Kim, oh NO!”に聞こえる」

などとキムへの非難が相次いでいる。

ユニークなアイディアで宣伝開始から好評を集めていたキムだが、結果的にやはり今回も世間の反感を買う形となってしまったようだ。同商品の売れ行きはさることながら、人々の関心は商標登録の申請許可が下りるかどうかにも集まりそうである。

画像は『Kim Kardashian West 2019年6月25日付Instagram「Finally I can share with you guys this project that I have been developing for the last year.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)