世界各地に感染が拡大し、経済や産業、教育、また人々の日常生活など多方面に影響を及ぼしている新型コロナウイルス。
そんななか「新型コロナウイルスに感染し、実は現在隔離されているのではないか?」と噂になっていたハリウッドスターがいた。それは香港出身のアクションスター、ジャッキー・チェンである。この噂を受けジャッキーは先月末、自身のウェブサイト「www.jackiechan.com」で次のような声明を発表した。
「私が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で隔離されているという噂が広まっていることを最近スタッフから聞きました。まずこの場をお借りして『ご心配ありがとう!』と伝えたいです。
「この大変な時期に、世界中のファンの皆さんからとても素敵なプレゼントも届いています。マスクを送ってくださった皆さん、ありがとうございました。皆さんのお心遣いに感謝いたします。
ジャッキーは、中国のSNS「Weibo」を通じて「ウイルスの撃退にはサイエンスとテクノロジーがカギになる」「一日も早い特効薬の開発を」と記しており、シンガポールの『The Straits Times』ではジャッキーが100万元(約1500万円)を寄付したことを伝えている。
ちなみに中国における新型コロナウイルスの感染拡大による影響は、映画館にも及んでいる。今年1月に公開予定だったジャッキーの最新映画『急先鋒(英題:Vanguard)』は現在上映を自粛しているほか、「パラマウント・ピクチャーズ」は中国国内での『ソニック・ザ・ムービー(原題:Sonic the Hedgehog)』の公開延期を発表。「MGM」は『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(原題:No Time to Die)』の中国でのプレスツアー中止を発表している。
ちなみに「パラマウント・ピクチャーズ」は感染者が急増中のイタリアで、トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7弾の撮影延期を発表したばかりだった。
画像は『Jackie Chan 成龍 2020年2月27日付Instagram「Thanks for everybody’s concern!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)