米ジョージア州アトランタに本社を置く貨物運送会社「ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)」で配送ドライバーとして働く男性は、息子のジョナ君(Jonah)がクリスマスに欲しいものを調べようと、サンタクロースに宛てて書いた手紙をこっそり盗み見た。しかしその内容は想像していたものとは大きく異なり、思わず涙が溢れる内容となっていた。
手紙には「サンタさんへ。僕はパパと過ごす時間が欲しいです。
男性の仕事は繁忙期真っ只中で、さらにコロナ禍で配送数が増加しており、ジョナ君と遊ぶ時間があまり取れていなかったようだ。パパと遊べないジョナ君はサンタクロースにおもちゃをお願いするのではなく、パパと一緒に過ごす時間を望んだのだ。
男性が今月5日にこの手紙をソーシャルサイト「Reddit」に投稿すると、今月7日の時点で2900件以上のコメントが寄せられた。
またユーザーの1人からは、次のような経験が明かされた。
「私の父親も長時間働いていて、毎晩夜遅くに帰って来ていたから他人事とは思えないよ。父親が恋しかったけど、当時はどうやって伝えればいいのか分からなかった。だからわざと眠れないふりをして、夜遅くまで起きて父親を待っていたこともある。父親は帰ってくると、お菓子をくれたりいろんなことをして寝かしつけてくれたな。
このコメントには共感の声が多数あがっており、子どもが寂しい思いをするのは共通のようだが、大人になると親の立場を理解できるものなのかもしれない。
画像は『Mirror 2020年12月5日付「Delivery driver left in tears after opening son’s heartbreaking letter to Santa」(Image: reddit)』『news.com.au 2020年12月7日付「Dad breaks down in tears after reading son’s letter to Santa」(Source:Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)