マーベル映画への出演をきっかけに世界中から人気を集めている女優のエリザベス・オルセン。そんな彼女が長期に渡って同じ役を演じていく上での不安を相談した際、マーベル・スタジオの社長から「最高の返事をもらった」とインタビューで語った。


米出身の女優エリザベス・オルセン(31)は、人気ドラマ『フルハウス』の末っ子ミシェル役を演じて大ブレークした双子姉妹、メアリー=ケイト&アシュレー・オルセン(34)の妹でもある。

姉のメアリー=ケイトは投資銀行家のオリヴィエ・サルコジ氏と2015年に結婚したが、泥沼離婚をしたことで昨年にメディアを賑わせた。年が一回り以上も離れたカップルということで、交際当初から家族の反対や世間からの冷たい声もあった。それを押し切って結婚した2人だったが、子どもがほしいと考えていたメアリー=ケイトに対しオリヴィエ氏は前妻との間に子どもがすでにいたこともあり、メアリーとの間に子どもを望んでいなかったことなどが離婚の原因だと言われている。


そんな姉とは違い、エリザベスは2019年にバンド「マイロ・グリーン(Milo Greene)」のボーカルを務めるロビー・アーネットと婚約し、現在も順調な交際を続けている。

仕事も順調で、エリザベスは2014年に公開されたマーベル・スタジオの『キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー』にスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役で登場して以来、『アベンジャーズ』シリーズに出演し続けており、現在はディズニープラスで配信されている『ワンダヴィジョン』にも同役で出演中だ。


また今後上映されるマーベル・スタジオの映画にも同役で出演する予定になっており、長期に渡って同じ役を務めることになる。その際エリザベスは、女優としてのキャリアを優先したら自分の妊娠・出産などの人生プランが難しいのではと不安になったこともあったそうだ。

そんな時にエリザベスはマーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギ氏に隠さず相談したという。『OK Magazine』の取材に対してこのように話している。

「ケヴィンが新しい映画に出ないかって『ドクター・ストレンジ2』について話をしてくれたことがあって、私はその時に『子どもが欲しいって思ったら、いつ作ったらいいの?』って聞いたわ。」

「そうしたら『君が好きな人生を歩めばいいよ。僕たちがそれに合わせるさ』ってケヴィンが言ってくれたの。」

ケヴィンはこれまで、マーベルの映画シリーズに長期に渡って出演してきたスカーレット・ヨハンソンらにも同じことを伝えてきたそうだ。
スカーレットはマーベル作品に出演している間の2014年、当時の婚約者との間に女の子を出産している。

エリザベスはこのケヴィンの言葉で役を演じていく自信と安心を感じられたようで、彼のことを「最高の上司」と称賛した。

「これって上司が言える最高の返事だと思うわ。」

画像1、3枚目は『instylemagazine 2019年11月4日付Instagram「@elizabetholsenofficial is executive producing and starring in an emotionally intense show, while filming a secret new project.」』『Marvel Studios 2019年4月24日付Instagram「The cast and filmmakers of Marvel Studios’ #AvengersEndgame assemble at last night’s world premiere.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)