ウィリアム王子とキャサリン妃が、ロンドンにあるウクライナ文化センターを訪問した。王子はウクライナで起こっている悲劇について長男ジョージ王子や長女シャーロット王女から質問があったことを明かし、ウクライナの人々への支援を伝えた。

現地時間9日、ウィリアム王子キャサリン妃がロンドンのウクライナ文化センター(Ukrainian Cultural Centre)を訪れ、ウクライナの人々を支援するボランティア達やコミュニティと交流した。

ウィリアム王子はネイビーブルーのセーターとスーツを、キャサリン妃は「アレキサンダー・マックイーン」によるブルーのカシミアセーターと「ジグソー」のネイビーブルーのワイドパンツを着用していた。

この日、夫妻の胸元にはイエローとブルーにハートマークが記された丸いピンバッジがつけられており、イエローとブルーの組み合わせはウクライナの国旗の色であることから2人は身に着けるもので同国への支援を表現したとみられる。

2人はケンジントン宮殿で手作りしたブラウニーとグラノーラバーなどのお菓子を持参し、センターで働くボランティアやコミュニティの人々に配った。

センターでは、ウクライナの人々のために寄せられた大量の寄付物資を、最も必要とされている場所に届けるために直面している課題などについて話を聞いた。

その際ウィリアム王子は、ヨーロッパで戦争が起こるのを目のあたりにしたことへの衝撃を次のように語っている。

「ヨーロッパでこのような状況を見るのは非常に異質なことです。僕達はみんなであなた方を応援しています。」

ウィリアム王子とキャサリン妃は、戦争によるトラウマやメンタルヘルスに苦しむ子供や若者のために運営する慈善団体から支援を提供している。しかし王子は「多くの人々と同様に、自分自身ももっと手助けがしたかった」と言い、「僕達は本当に役立たずだと感じているのです」と述べた。

ウクライナで起こっている悲劇については、夫妻の長男ジョージ王子(8)長女シャーロット王女(6)が多くの質問をしてくることも明かした。

「子供達が学校から帰宅すると、いろんなことを尋ねてくるんです。彼らは明らかに学校で、このことについて友達と話し合っているようです。」

だが子供達とこういった問題について話し合うことは難しく、「何が起こっているかを説明するためには、言葉を慎重に選ばなくてはならないのです」と吐露した。

夫妻と交流したセンターの人々は、今後戦火がヨーロッパまで広がるのではとの不安を打ち明けた。すると王子は「皮肉なことに、今回のことがヨーロッパの国々の絆を強めました。ウクライナのためにヨーロッパ各国はかつてないほど緊密になったのです」と述べた。

そして「僕達は、ウクライナの人々の精神をたくさん見てきました。団結してください。誰もがあなた方の味方です。僕達は本当にみなさんのことを思っています」と支援の気持ちを伝えた。



画像は『Rebecca English 2022年3月9日付Twitter「William and Kate also offered assistance from their charitable foundation for children and young people suffering mental health problems and trauma from the war.」「The couple brought homemade chocolate brownies and granola bars from Kensington Palace for the volunteers」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)