女優サンドラ・ブロック(57)が米トーク番組に出演し、新作映画『ザ・ロストシティ(原題:The Lost City)』の撮影裏話を明かした。サンドラは裸で撮影に挑んだ俳優チャニング・テイタム(41)の下半身と対面するシーンがあり、演技に集中するためにある技を使ったという。


サンドラ・ブロックが現地時間14日に放送した米CBSの人気トーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア(The Late Show With Stephen Colbert)』にゲスト出演し、今月に米国で公開される映画『ザ・ロストシティ』で共演したチャニング・テイタムとの撮影エピソードを語った。

本作はサンドラ演じる恋愛小説家“ロレッタ”が、新作本のプロモーションツアー中に南の島に連れ去られ、救出に来たチャニング演じる小説の表紙モデル“アラン”とともにサバイバル生活を繰り広げる冒険ストーリーだ。

サンドラによると、撮影中チャニングはほとんどのシーンを裸で挑んでおり、彼の股間と対面するシーンまで演じなければいけなかったという。

サンドラは「彼はこの映画で馬鹿みたいに裸になっているの」と言い、「お尻を丸出しだったけど、左のお尻は90パーセントしか見せなかったわね」と笑いながら話した。

そして撮影中には裸のチャニングが振り向き、彼の股間にヒルが付いていないかを確認するというシーンがあったことを明かした。

ホストのスティーヴンが「それはCGだったの?」と聞くと、サンドラは「いいえ」と答え、特殊効果を使用せずに裸のチャニングと撮影に挑んだという。


「真っ向からその風景と対面したのよ。しばらくはその状態で過ごさなければならなかった。ヒルが付いていないことを確認するためにね。言いたいことは沢山あったわよ。」


本作をすでに観たというスティーヴンは、このシーンでサンドラ演じる“ロレッタ”が起こしたリアクションに対して「彼のアレが立派だったから、きみはそういう反応をしたの?」と尋ねた。するとサンドラは「マジで気付かなかったのよ!」と言い、演技に集中するために使った技を説明した。

「撮影現場で2ページ分の台本があっても、アレを直視していたら何もできなくなるわよね。
だから私は彼の左太ももに目をやったの。下を見なくちゃいけない場面だったけど、彼の左の内股に視線を集中させたのよ。」


そんなサンドラは現在、本作のプロモーション活動を行っているが、米メディア『Entertainment Tonight』のインタビューに応じ、今後は家族と過ごす時間を増やすため女優業をしばらく休止すると伝えた。

サンドラはルイス君(12)とライラちゃん(10)を養子として迎え入れており、2015年からは写真家のブライアン・ランドール氏と交際している。

同メディアが現地時間14日に報じたインタビューで、サンドラはこのように説明していた。

「仕事をするときは真剣に取り組んでいるわ。だけど今は、四六時中子供達や家族と一緒に過ごしたい。
しばらくはそうするつもりよ。」

画像2~4枚目は『The Late Show 2022年3月15日付Twitter「Sandra Bullock had to get VERY up close and personal with @channingtatum in #LostCityMovie」』『The Lost City 2021年12月14日付Instagram「“This is no fun...no fun at all!”」』『Channing Tatum 2021年12月16日付Twitter「Those leeches on my butt?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)