ロシアで撮影された臆病な犬の動画が多くの人を笑顔にしている。犬はわずか数十センチほどの高さのソファーから降りられず、癇癪を起こしてしまったのだ。
『ridus.ru』などが伝えている。

ロシア在住のニコライ・ゴンチャロフさん(Nikolai Goncharov)が飼っているシベリアン・ハスキー“アーチー(Archie)”の動画が注目を集めている。動画ではアーチーがソファーの上でうろうろしており、大型犬にもかかわらず20~30センチほどの高さのソファーから降りられずにいた。

アーチーは何度か意を決したように体を低くしてソファーからジャンプしようとするも、すぐに怖気付いて犬らしからぬ甲高い声をあげて鳴いている。その姿はまるで幼い子が癇癪を起こして助けを求めているようだ。そんなアーチーに動画を撮影しているニコライさんと思われる男性は、手を貸すこともなく笑いながら声援を送っていた。


この動画は2月4日にTikTokに投稿されたものだが、現在までに910万回以上の再生回数を記録し次のような声が寄せられている。

「だってその子はハスキーでしょ。 彼らは大げさに騒ぐのが大好きなんだよね。」
「悲鳴をあげているこの子が気の毒だと思ったけど、涙を流して笑っちゃったよ。」
「犬がこの高さを怖がるなんて初めて見たよ! この動画、本当に面白すぎる。」


動画を見たほとんどの人が“小心者のアーチー”の姿に笑いが止まらなかったようだ。しかし中には、「ラミネートが滑りやすいことを知っているんじゃないかしら」とラミネート材の床が滑りやすいためにアーチーが警戒しているのではないかと憶測を立てる人もいた。


最終的にアーチーはソファーの上からジャンプして床に飛び降りることに成功したが、『ridus.ru』によるとアーチーは5分ほど癇癪を起こした末に、ようやくソファーから降りたようだ。臆病者のレッテルを貼られてしまったアーチーだが、後日投稿された別の動画では、昨年に誕生したニコライさんの幼い息子に鼻をつかまれながらもアーチーは大人しく接していた。




画像は『Николай 2022年2月4日付TikTok』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)