キム・カーダシアンが現地時間21日に42歳の誕生日を迎えた。母クリス・ジェンナー(66)からは約1850万円(12万5000ドル)のレンジローバーのハイブリッドSUV車をプレゼントされるなど、家族や多くの友人達から祝福された相変わらずのキムらしい誕生日となったようだ。しかし今年のキムにとっては、どのような豪華な贈り物よりも手に入れたいものがあったという。カニエ・ウェスト(45)との離婚成立である。

キム・カーダシアンは2021年2月、カニエ・ウェストの奇行や度重なる問題発言が我慢の限界に達し、離婚を申請した。2022年3月にキムは法律上で独身となったものの、キムとカニエの4人の子供達、長女ノースちゃん(9)長男セイントくん(6)次女シカゴちゃん(4)次男サームくん(3)の共同養育の合意に達していないため離婚の成立にはいたっていない。

このような膠着状態が続く中、42歳の誕生日を迎えたキムは「カニエ・ウェストとの離婚を成立する以外に望むことはない」という。関係者が米メディア『Hollywood Life』に伝えた。

「キムは今年が最高の年になると確信し、42歳になることを楽しみにしてきました。彼女は独身で、強い女性です。自分の作り上げたブランドを自身の思い通りに管理できる体制を備えています。」

「カニエとの離婚を成立させたいという思いは、これまで以上に強くなっています。それこそが自分自身への最高の誕生日プレゼントになると考えているのです。」

キムは自らのファッションブランドを構築する上でカニエの助けがあったことは認め、そこに感謝はしている。しかしすでに自分1人でやっていける体制も整い、今あるファッション業界での成功は彼女自身が懸命に働いた結果だと自負している。

さらに離婚の原因にもなったカニエの問題行動や暴言は止まず、ここ最近酷くなる一方だ。パリ・ファッションウィーク(パリコレ)で「White Lives Matter(白人の命は大事)」のTシャツを着て世間から批判された後反ユダヤ主義を意味する内容をSNSに投稿したことでInstagramとTwitterのアカウントを止められた。また警察官の暴行により亡くなったジョージ・フロイドさんの死因を薬物の過剰摂取だと発言したことで遺族はカニエを提訴し、約375億円(2億5000万ドル)の損害賠償を求めるつもりだという。

別の関係者はこう述べた。

「この1年間、カニエの問題でかなり苦労してきたキムは、誕生日を再出発の機会として見ているようです。42歳になることを気持ち良く感じ、成し遂げたこと全てを誇りに思い、自分の将来に対して前向きな気持ちになっているのです。」


キムの42歳の誕生日に母クリス・ジェンナーは、その成長を編集した動画を賛辞のコメントを付して投稿した。その他に妹のクロエ・カーダシアンヴィクトリア・ベッカムジェニファー・ロペスニッキー・ミナージュパリス・ヒルトンら大勢の友人達からもお祝いのメッセージがInstagramに寄せられ、豪華なディナーパーティも開かれた。しかしキムが誕生日に最も望んだのはカニエとの訣別なのだ。


キムが渇望する「離婚成立」はいつその手に入るのか。これ以上、カニエに振り回されない人生を送ることができるよう願うばかりである。



画像2、3枚目は『The Kardashians 2022年10月21日付Instagram「happy birthday kim」』『Kim Kardashian 2022年10月1日付Instagram「Amore」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)