ケイト・モス(48)の妹ロッティ・モス(24)が、顔にタトゥーを入れた理由について明かした。ロッティは2週間前、目の下にタトゥーを施される動画を公開するも、ファンからは「完璧な顔が台無し」と残念がる声が続出していた。
ロッティはメンタルヘルスで苦しんだことやリハビリによって自分自身を取り戻したことなどを赤裸々に告白しており、そのような過去が顔にタトゥーを入れる結果につながったという。

元祖スーパーモデルのケイト・モスの異母妹でモデルのロッティ・モスは今月10日、タトゥースタジオを訪れた時の自撮り動画を自身のTikTokに公開した。

動画はロッティが施術用の椅子に座り、片方の目の下に黒い“Lover”の文字を刻んでいく様子を捉えたものだ。

自宅での場面に変わると、ロッティはベッドに横たわり「昨日の夜については、あまり言うことがないのよ」と言い、「キッズ達は、お酒を飲んじゃいけないよ!」と語っていた。このことから顔のタトゥーはワイルドな夜遊び後の勢いで入れたものだと報じられていた。

しかしこの動画を見たファンからは、「完璧な顔が台無し」「モデルのキャリアとさよならね」などと残念がる声が続出してしまったのだ


そんなロッティが英誌『Glamour』のインタビューに応じ、顔にタトゥーを入れたことの理由やいきさつについて赤裸々に明かしたのである。

ロッティは駆け出しモデルだった18歳の頃、ファッション業界から体型を批判され、彼らにとって理想的な体型になるように命じられたことがトラウマになったという。その後も業界のプレッシャーに耐えられずメンタルヘルスに影響が出たことから、2021年にはファッションモデルとしての活動から退く決意をしたそうだ。

そして同年には、アダルト系SNS「オンリーファンズ(OnlyFans)」で自身のヌード写真を販売すると公表。その後、モデル事務所から契約解除されるなどキャリアを失い、メディアからは「どん底に落ちた」と批判された。

これによりロッティはまたもや精神的に不安定になり、アルコールや薬物を乱用。
今年2月にはリハビリ施設で過ごしたという。

過去について語ったロッティは「リハビリ以来、私は自分探しの旅に出ている。バリ島で自然に囲まれながら、1人で本を読んだり、同じ志を持つ人達と過ごしたり。そしてようやく以前の生活から解放されながら、再び自分を愛することを学んできたのよ」と説明した。

そして「だから私は、顔にタトゥーを入れる決意をした。目の下に“Lover”という文字を入れたのよ」と述べ、その理由についてこのように語った。


「確かに衝動的だった。だけど長年にわたり支配されてきた私にとって、これは『私は自由』ということを表現する方法だった。もはやコントロールされていないんだとね。」

さらにロッティは、18歳の頃の自身に対して「『自分らしくしていても大丈夫』と言ってあげたい。他の人物にならなければいけないと思っていたことが、とても悲しい」と言い、こう加えた。

「私はまだ本当の自分になり始めたばかりだけど、そんな私が大好き。やっと本来の自分になれてホッとしている。
ただ、もっと早く気付いていれば良かったと思っているわ。」

画像は『Lottie Moss 2019年8月22日付Instagram、2022年12月21日付Instagram「Come with me into the wilderness」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)