九州で1時間に40ミリ以上の激しい雨 東北なども大雨に警戒の画像はこちら >>

今朝(21日)は、九州に活発な雨雲がかかり、福岡県大牟田市では1時間に40.5ミリの激しい雨が降りました。低気圧や前線の影響で、東北や東海を中心に今夜からあす22日明け方にかけて大雨に警戒をしてください。

福岡県と長崎県で「激しい雨」

今朝(21日)は、前線や暖かく湿った空気の影響で、九州を中心に活発な雨雲がかかりました。

福岡県大牟田市では、午前8時40分までの1時間に40.5ミリ、長崎県長崎市長浦岳では、午前6時57分までの1時間に36.0ミリの激しい雨が降りました。その他、山口県静岡県などでもあちらこちらで雨雲が発達し、1時間に20ミリ以上のどしゃ降りの強い雨が降りました。

東北など大雨に警戒

あす22日にかけて、低気圧が北日本を通過し、前線が本州付近を南下するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になりそうです。

東北や東海を中心に今夜からあす22日明け方にかけて大雨となる所があるでしょう。


22日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
東北地方、東海地方    150ミリ
北陸地方         100ミリ
近畿地方、中国地方     80ミリ
の見込みです。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。

「激しい雨」とは?

九州で1時間に40ミリ以上の激しい雨 東北なども大雨に警戒

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。



激しい雨が降った所や、激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。