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花粉の飛散量はピーク時期に比べると落ち着いていますが、明日18日も四国や東海、東北などで「多い」予想。花粉症の方は、まだ油断せずに対策を。

今日17日は、近畿や四国、九州北部で黄砂を観測し、明日18日にかけて広く黄砂も飛来。花粉症の方や喘息など呼吸器疾患のある方は一層注意を。

花粉 週明けにかけて 連日「多い」所も

明日18日 花粉と黄砂のダブルパンチ 花粉は「多い」所も

花粉の飛散量はピーク時期に比べると落ち着いたものの、まだ少なからず広い範囲で花粉の飛散が続いています。

全国の花粉飛散予測の週間予報では、名古屋では明日18日以降、週明けにかけて「多い」日が続く見込みです。
高知でも明日18日、明後日19日は「多い」でしょう。

また、東京や仙台では、「やや多い」日が続きます。

週明けは「少ない」日も出てくるでしょう。
4月も後半に入り、花粉の飛散量は少なくなりつつありますが、花粉症の方は、まだ油断せずに対策をした方が良さそうです。

明日18日にかけて黄砂にも注意

明日18日 花粉と黄砂のダブルパンチ 花粉は「多い」所も

今日17日は、近畿や四国、九州北部の広い範囲で黄砂を観測しています。見通しは10キロメートル以上です。

明日18日にかけては、花粉だけでなく、黄砂にも注意が必要です。
九州から東北にかけてと北海道の一部に黄砂が飛来し、特に日本海側では濃度が濃くなる可能性もあります。


洗濯物や車に汚れがつくこともありますので、ご注意ください。
また、環境省によりますと、黄砂の飛来によって、花粉症のようなアレルギー症状や、呼吸器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。
花粉症の方や喘息など呼吸器疾患のある人はいっそう注意が必要です。

※先月3月30日、31日は大阪と東京で2日間続けて黄砂を観測しました。大阪では3月31日以来の黄砂の観測となります。※いずれも見通しは10キロメートル以上。

黄砂や花粉を防いで快適な生活を

明日18日 花粉と黄砂のダブルパンチ 花粉は「多い」所も

春は、黄砂や花粉が飛びやすいシーズンです。黄砂や花粉をなるべく防ぐには、以下のような対策がおすすめです。

① 外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、しっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段から、この習慣を心がけていただきたいものです。
② 室内を換気する際は、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。

窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。