関西では、27日(月)は雨が降りやすくなるでしょう。雨のピークは28日(火)で、活動の活発な前線が通過するため、大阪や和歌山などで警報級の大雨となる恐れがあります。
27日(月)は雨が降ったりやんだり 傘が手放せず
27日(月)は、日本海に延びる前線が南下し、西日本に近づく見込みです。関西は雨が降ったりやんだりで、傘が手放せないでしょう。時間とともに暖かく湿った空気の流れ込みが強まるため、夜ほど雷雲が発達しやすくなりそうです。突然の雷雨や短い時間にザッと降る強い雨に注意をしてください。
雨のピークは28日(火) 大阪や和歌山などで警報級の大雨の恐れ
28日(火)は、日本海に延びる前線が関西をゆっくりと南へ通過するでしょう。
なお、今夜にも発生するとみられる台風1号の動きにも念のため注意が必要です。
大雨への備え 危険な場所の確認を
実際に大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。