「あんなに強いボールを打つ人はいない」と綴ったキリオス

現地10月27日、「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)男子シングルス1回戦、第7シードのヤニック・シナー(イタリア/世界ランク11位)はライリー・オペルカ(アメリカ/同27位)に 6-4、6-2で勝利し、2回戦進出を果たした。ほぼ完璧な試合運びで勝利し、これでインドアでは18セット連続奪取となったシナーに対して、ニック・キリオス(オーストラリア/同91)が、SNSで“レベルが違う”と称えた。


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「彼はレベルが違うね。ワシントン大会(ATP500)のダブルスで彼と対戦したけど、あんなに強いボールを打つ人はいないよ」とTwitterに綴ったキリオス。

前週ATP250アントワープ大会では今季4度目の優勝。現状9位までの選手が出場可能であるツアー最終戦レースで、暫定10位となっているシナーは、地元開催となるツアー最終戦で初の出場権を獲得したいところだが、75ポイント差の9位フベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位/2,955ポイント)が今大会1回戦で敗れているため、それも現実味を帯びてきている。

9月末にヒザの痛みにより、シーズンの終了を発表したキリオスだが、調子の波に乗っていたら彼も異次元レベルの強さを見せる選手。1月末開幕の全豪オープンに向けて復帰を目指しているが、“レベルが違う”と評価するシナーとの対戦を早く見たいところである。
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