30本の及ぶラリーに観客が大歓声を上げる

11月20日、ATP(男子テニス協会)の動画配信サービス「テニスTV」は公式YouTubeで、2013 年のツアー最終戦で見せたロジャー・フェデラー(スイス/世界ランク16位)とラファエル・ナダル(スペイン/同6位)による30本のロングラリー動画を公開した。

【動画】フェデラー&ナダルによる30本の緊迫ラリーをチェック

2013年のATPワールドツアーファイナルズ、当時7位のフェデラーはグループBを2位で通過。
当時1位だったナダルはグループAを1位で通過し、準決勝で相見えた。

動画は、第1セット第10ゲーム15-30という局面でのプレー。ナダルがワイドにサーブを放ったところからラリーがスタートし、互いに左右にショットを展開していくが、なかなか決まらず。最後、30本目にフェデラーがナダルの裏をついてダウン・ザ・ラインにフォアハンドを強打してポイントとなった。もちろん、このプレーに会場は大歓声に包まれている。

1ブレークダウンだったフェデラーは、このゲームでブレークバックに成功。しかし、直後の第11ゲームでナダルが再度ブレークし、7-5でセットを先取。第2セットも6-3で締めてナダルが勝利を果たしている。

今となっては、なかなか見ることはできない両者による緊迫感あるラリー。8年経った今でも、その魅力は色褪せることないようだ。
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