ハレプが約1年半ぶりとなるWTA1000大会でベスト8入り

現地3月15日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)女子シングルス4回戦、第24シードで元世界No.1のシモーナ・ハレプ(世界ランク26位)と第26シードのソラナ・シルステア(同27位)のルーマニア対決が実現。ハレプが6-1、6-4で勝利し、ベスト8進出を決めた。
WTA1000大会での8強入りは2020年9月の「BNLイタリア国際」(優勝)以来となる。

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「第1セットは完璧なプレーができたと思う。自分が何をしなければならないかもわかっていた。第2セットは、私にミスも出てしまったので、少し難しい展開になった。彼女(シルステア)も徐々にいいプレーを始めたしね。いい勝ちかっただと思うし、2セットで終われたこと、いいプレーができたて本当にうれしいわ」と試合後に語ったハレプ。同胞シルステアとの対戦は、なんと12年ぶり。だからこそ「本当に新鮮だった」という。

昨年5月、「BNLイタリア国際」で左ふくらはぎを故障。筋断裂と診断され、全仏オープンやウィンブルドン、東京オリンピックなどのビッグトーナメントの欠場を余儀なくされたハレプ。8月中旬に復帰を果たしたものの、WTA1000大会、グランドスラムでは、いい結果が残せていなかった。

「いい感じになっている。
少しずつ自分のリズムがつかめてきて、うれしいわ。コートに立つ喜び、戦う喜び、そして1点1点を争う喜びを感じている」と手応えを感じている様子のハレプ。続く準々決勝では、ペトラ・マルティッチ(クロアチア/同79位)と対戦する。ハレプは、2015年大会で優勝している。

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