ストレート勝利で本戦入り

現地4月18日、ATP250「セルビア・オープン」(4月18日~24日/セルビア・ベオグラード)シングルス予選決勝、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク104位)は、リーアム・ブロディ(イギリス/同138位)と対戦。6-1、6-3で勝利して見事本戦入りを果たした。


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予選1回戦、レクサンドル・ネゾベソフ(カザフスタン/同614位)に7-5、6-1とストレート勝ちし、予選決勝に駒を進めたダニエル。
第1セット第1ゲーム、15-40といきなりピンチを迎えたが、ここを凌いでキープすると、続く第2ゲームでブレークに成功。第3ゲームでもブレークポイントを握られたが、あと1本を許さず、キープすると第4ゲームでもブレークに成功。そのまま6-1でセットを先取する。
続く第2セット、第1ゲームでブロディのサービスゲームを破ったダニエルは、リードを保って進めていくと、5-3で迎えたリターンゲームでもブレークして6-3。ストレート勝利を果たし、決勝進出を決めた
この試合、ダニエルはファーストサーブを68%の確率で入れて、76%のポイントを奪うなどサービスゲームが好調だったうえ、リターンゲームでも50%(64本中32ポイント)のポイントを奪っている。


本戦入りしたダニエルは、1回戦で地元セルビアのドゥサン・ラヨビッチ(同78位)との対戦が決まっている。2019年のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会で対戦し、敗れているダニエル。地元相手とあって、アウェイ環境となるが、なんとかリベンジを果たしたいところ。
なお勝利していった場合、2回戦でホルガー・ルーネ(デンマーク/同72位)と、準々決勝で第2シードのアンドレイ・ルブレフ(同8位)と、準決勝でアスラン・カラツェフ(同30位)と、決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)対戦する可能性がある。

ダニエルは昨年の同大会、同じく予選を突破すると、2回戦でジョン・ミルマン(オーストラリア)を、準々決勝でクレー巧者のフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を下してベスト4となっている。相性の良い大会だけに、本戦での活躍も楽しみである。


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