5月23日、「全仏オープン」2日目、コート・スザンヌ・ランラン第1試合(日本時間18時試合開始)で、アマンダ・アニシモワ(アメリカ/世界ランク28位)と対戦する大坂なおみ(フリー/同38位)が同コートで現地9時前から20分弱、軽めの練習をこなした。
【動画】大坂なおみ、アニシモワとの再戦について大会前の記者会見で笑顔
当初8時半から予定されていた練習だったが、雨などもあってか、大坂がコート入りしたのは8時50分。
クレーコート・シーズン初戦となった「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)1回戦で左アキレス腱を痛めた大坂は、翌週に行われた「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/WTA1000)を試合前に棄権。クレーコートでわずか2試合しかこなせず、不安を抱えたまま今大会を迎えることとなった。
大会前の会見で大坂は、怪我の具合について痛み止めを飲んでプレーしているとしたものの、「これまで多くのグランドスラムで痛み止めを飲んでプレーしてきた。オーストラリアで(ペトラ)クビトワと対戦した時も腰の調子が悪かった。だから怪我をしている時でもいいプレーができる可能性がある」とコメント。
さらに「1回戦でシードと対戦する方が楽。お互いにこの経験を生かすことができるからね。あの試合では、私が2つのマッチポイントを握っていたし、それは安心感につながると思う。正直、彼女にとってクレーが良いサーフェスなのかわからない。けれど、全豪オープンで彼女と戦えてよかったし、その経験が生かすことができると思う」と、1月の全豪オープン3回戦で6-4、3-6、6-7(5-10)と逆転負けを喫しているアニシモワとの再戦を楽しみにした。
左足の状態が不安ではあるが、2019年大会でベスト4に入っているアニシモワに対し、どのようなプレーを見せるのだろうか。
■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)~6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート
【特集】全仏オープン2022の記事はこちら