6月3日、「全仏オープン」大会13日目、大注目は男子準決勝2試合。13度優勝のラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク5位)対アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)、キャスパー・ルード(ノルウェー/同8位)対マリン・チリッチ(クロアチア/同23位)は見逃せない戦いだ。
【表】“男子シングルス決勝に勝ち上がるのは誰か!?”全仏オープン11日目試合予定
まず男子シングルス準決勝、センターコートの「コート・フィリップ・シャトリエ」の第2試合(日本時間21時45分以降開始)で第5シードのナダル対第3シードのズベレフ、第3試合(日本時間4日0時30分以降開始)で第8シードのルード対第20シードのチリッチが行われる。
準々決勝、第1シードで前年覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)を倒したナダルと、第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同6位)と倒したズベレフ。対戦成績は6勝3敗とナダルがリードしているが、直近5対戦では2勝3敗。優勝した昨年のATPマスターズ1000「マドリード大会」などズベレフはクレーコートでも勝利している。アルカラスも対応できなかったビッグサーブをどう攻略するか。本日36歳となったナダルは、自身の誕生日を勝利で祝いたいところ。
ルード対チリッチは、対戦成績2勝0敗とルードがリードしている。しかし、準々決勝で、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(同7位)を下すなどチリッチは、調子の波に乗っている。ルブレフも手を焼いたビッグサーブと回り込みフォアハンドに対して、クレーコートを得意とするルードがどうプレーするのかも見どころである。
そのセンターコート第1試合(日本時間18時試合開始)では、国枝がダブルス準決勝に挑む。そして上地結衣(三井住友銀行)はコート12第1試合(日本時間18時試合開始)で第3アニーク・ファンクート(オランダ/同3位)とシングルス準決勝、第3試合でダブルス準決勝に挑む。
■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)~6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート
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