7月5日、ウィンブルドン9日目、男女シングルスは準々決勝に突入。大会3連覇中の男子第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同3位)、男子第9シードで地元のキャメロン・ノリー(イギリス/男子同12位)、女子第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア/同2位)らが登場する。
【試合予定】ウィンブルドン2022、ジョコビッチ対シナー、ジャバーらに注目[7/5オーダー・オブ・プレー]
コート3第2試合で行われるのは、第8シードの青山/ハオチン・チャン(台湾/ダブルス同 51位)対第4シードのリュドミラ・キチェノク(ウクライナ/ダブルス同19位)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア/ダブルス同16位)。元全仏女王でもあるオスタペンコは強烈なストロークを持っているだけに、ラリー戦ではタフな展開が予想される。ぜひ勝利して、前回大会に続いての準決勝進出を果たしてほしいところ(昨年は柴原瑛菜・橋本総業HD/ダブルス同8位とペア)。
そしてジュニア女子ダブルス、昨日、相手選手の棄権によりジュニア女子シングルス3回戦進出が決まった木下晴結(LYNX Tennis Academy)は、デニスラヴァ・グルシュコワ(ブルガリア)とのペアで、コート4第4試合で行われる1回戦に挑む。その直後、同コート第5試合では、石井さやか(HSS)/ランラーナ・タラルディー(タイ)が同じく1回戦をプレー。齋藤咲良(MAT Tennis Academy)/リー・ユーユン(香港)は、コート7第2試合に登場する。
センターコートは2試合。第1試合(男子準々決勝/日本時間21時半開始予定)で行われるのがジョコビッチ対第10シードのヤニック・シナー(イタリア/同13位) 。20歳シナーは、4回戦で第5シードの19歳、カルロス・アルカラス(スペイン/同7位)を下してのベスト8進出。果たしてジョコビッチをどれだけ脅かすことができるか?
同コート第2試合(女子準々決勝)では、ジャバー対マリー・ボウズコワ(チェコ/同66位)が行われる。上位シードで唯一勝ち残っているジャバーは、ここまで快勝が続いている。
No.1コート第2試合(男子準々決勝)では、ノリー対ダビド・ゴファン(ベルギー/同58位)。2大会ぶり2度目のベスト8となったゴファンは、怪我もあってランキングを落としているが、元世界7位という実力者。今大会では充実のプレーぶりで、勝負強さも見せており、地元ノリーにとっては手強い相手となる。
同コート第1試合(女子準々決勝/日本時間21時開始予定)ではドイツ勢対決、タチアナ・マリア(同103位)対ユーレ・ニーマイヤー(ドイツ/同97位)が行われる。マリアは今大会、第5シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同5位)などシード3選手を撃破しての勝ち上がり。ニーマイヤーも第2シードのアネット・コンタベイト(エストニア/同3位)を破るなど、共に万羽狂わせを起こしてのベスト8となっている。
■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)~7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK
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