錦織圭と西岡良仁が全仏オープンシングルス本戦へ
5月25日から6月10日まで開催する「全仏オープン」(フランス・パリ)は、15日に男子シングルス本戦のエントリーリストを発表。日本人では、錦織圭(ユニクロ/世界ランク66位)と西岡良仁(ミキハウス/同71位)が名を連ねた。
【画像】「全仏オープン」男子シングルスエントリーリスト
35歳の錦織は、出場となれば2年連続13度目の出場。過去12度の出場で最高成績は、3度のベスト8(2015、2017、2019年)となっており、復帰直後の出場した昨年は2回戦でベン・シェルトン(アメリカ/同15位)に6-7(7),4-6と2セットを奪われたところで棄権している。
3月の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)をフィジカル面の回復を優先した錦織。4月初旬の「米男子クレーコート選手権」(アメリカ・ヒューストン/ATP250)でクレーコート初戦を迎え、1回戦を突破したものの2回戦途中で棄権。のちに背中を負傷したことが発表されている。
もう一人の日本人では、西岡が本戦へ。出場となれば、8年連続9度目となる。
1月31日~2月1日に行われた男子国別対抗戦「デビスカップ」で日本の勝利の立役者となった西岡。肩の怪我で途中棄権が続いているものの、「ダラス・オープン」(アメリカ・ダラス/ATP500)ではベスト8入りしている。
なお、男子ではライリー・オペルカ(アメリカ)、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)、セバスチャン・オフナー(オーストリア)、エミル・ルースブオリ(フィンランド)の4名が、プロテクト・ランキング(負傷により6ヵ月以上出場しない選手に与えられる救済措置)を使用してエントリー。カットラインは、100位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)となっている。