アルカラス、「バルセロナ・オープン」3度目Vへ好調維持


現地4月17日、「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)シングルス2回戦が行われ、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク2位)が準々決勝に進出。同大会3度目のタイトル獲得を狙う。


【動画】アルカラス、「バルセロナ・オープン」3度目Vへ視界良好 ハイライト

前週行われた「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)で今季2勝目を挙げた21歳のアルカラス。今大会は2度の優勝(2022、2023年)を果たしており、タイトル奪還を狙う。

1回戦でイーサン・クイン(アメリカ/同126位)を6-2,7-6(6)で下し、2回戦ではラスロ・ジェレ(セルビア/同80位)と対戦。2度のブレークに成功して第1セットを6-2で奪うと、第2セットも2-4から挽回して4ゲームを連取し、6-4とストレート勝ちで8強入りを決めた。

「できるだけストレートで勝てるのは、次の試合に向けてエネルギーを温存できるから理想的だよ」と試合のインタビューで語ったアルカラス。

「今日は素晴らしいテニスができた。1回戦よりも良く、第2セットは2-4から巻き返さなければならなかったが、彼が良いプレーをしていたことを考えれば、また高いレベルに戻すことができて満足しているよ。この調子を維持したい」

準々決勝では、過去3勝0敗と負けなしの第5シード、アレックス・デミノー(オーストラリア/同7位)と対戦する。

また、「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」で4強のアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン/同30位)が、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(同8位)を7-5,6-4のストレートで撃破。トップ10から今季3勝目を挙げて準々決勝に進んだ。

キャリアを通じていまだツアー優勝のないダビドビッチ・フォキナだが、今季はすでにATP250デルレイビーチ、ATP500アカプルコで決勝に進出。アルカラス、デミノーに続く今季マッチ20勝目を挙げて、好調を維持している。


準々決勝では、カレン・ハチャノフ(同27位)と対戦する。

【U-NEXTが「ATP Media」と5年間にわたるパートナーシップを締結】
世界最高峰の男子テニスツアー「ATP Tour」。U-NEXTは、「ATP Tour」2025~2029シーズンの「Nitto ATP Finals」「ATP Masters1000」「ATP500」「ATP250」「Next Gen ATP Finals presented by PIF」を日本国内における独占ライブ配信している。

▶【関連記事】18歳の新星・フォンセカをジョコビッチが太鼓判!数年後には「シナー、アルカラスの扉をノックしている」

▶【関連記事】17歳 園部八奏、地元テニスクラブが自身の原点「好きなようにプレーして自分のテニスを伸ばせた」。夢はないが今年の目標は「プロで優勝」

▶【関連記事】錦織圭、西岡良仁との試合前に棄権「体が十分に回復していない」。クレーコート・シーズンの戦いに備える[マイアミ・オープン]
編集部おすすめ