柴原瑛菜 世界36位ラドゥカヌにストレートで敗れ初戦敗退


今年最後のグランドスラムとなる「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)が現地8月24日に開幕。女子シングルス1回戦に予選を突破した柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/世界ランク128位)が登場し、エマ・ラドゥカヌ(イギリス/同36位)に1-6,2-6のストレートで敗れ、2年連続での2回戦進出とはならなかった。


【動画】柴原瑛菜は2021年全米女王ラドゥカヌに敗れ初戦敗退 マッチハイライト

27歳の柴原は、昨年大会で予選を突破しグランドスラム初勝利を挙げて本戦2回戦に進出している。今年も予選から出場し、3試合をいずれもストレート勝ちを収めて、本戦入りを決めた。

初戦の相手となったのは、今大会の2021年チャンピオンであるラドゥカヌ。度重なる怪我により昨年は300位台までランキングを落としたものの、今季は安定した成績を残して、36位までランキングを戻している。

第1セット、安定したショットを繰り出すラドゥカヌを前に、先にミスが出てしまう柴原。5ゲームを連取され、終盤には積極的なプレーが出始めたものの1-6でセットを失った。

続く第2セットでも、柴原は立ち上がりで4度のブレークポイントを守り切れずにブレークを許す。ミスが少なく、簡単にポイントを撮らせてくれないラドゥカヌに第3ゲームもブレークされた。1-4の第6ゲームではこの試合最初のチャンスが訪れたものの、あと1本が遠くビハインドを埋められず。そのまま2-6とストレートで敗れ、昨年に続く初戦突破とはならなかった。

優勝した2021年大会以来、4年ぶりに「全米オープン」2回戦に進んだラドゥカヌは、1回戦で第24シードのベロニカ・クデルメトワ(同25位)を6-4,4-6,6-4で破った予選勝者のジャニス・チェン(インドネシア/同149位)と対戦する。
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